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マジカル☆ウィッチルフェイちゃん! 
マジカル☆ウィッチルフェイちゃん、黄昏世界を救う!
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い。後、火の王や水の王、土の王なら多分、こことこことここですよ」

「……」

「ベルちゃん、ちゃんと本を読んで調べましょうね」

「うるさいうるさいうるさい! アタシの方がお姉さんなんだからね!」

駄々っ子ベルちゃんの頭をなでなでした後、お菓子をあげると大人しくなり、出て行きました。まったく、子供ですよ。

「さて、錬成と行きましょうか」

素材を無視し、魔力による等価交換の法則を一部無視して錬成し、新品同然にした後、魔改造を行う。球体状のこの遺跡は元の神殿の様な姿になったので、其の辺に存在する浮島を連結させて陸地を生成。内部も錬成し、巨大な施設へと改造。中心部の空洞には無数の本棚を設置し、全ての本を配置。無重力システムを使い、好きな様に使えるようにします。
浮島にはドックを東西南北に設置。空竜を大量錬成して防衛戦力にあてます。そのさい、魔力で材質を変化させ、魔法金属オリハルコンへと生成。武装も荷電粒子砲や超電磁速射砲、巨大チェーンソーなどを装備させ、足には断鎖術式ティマイオス、クルティオスを搭載したシールドを装備。戦力は問題ありません。
研究施設は特に改造し、この世界の死した大地を再生させる為にテイルズシリーズを執筆し、世界樹ユグドラシルのいえ、大樹カーラーンの種子を作成し、培養する。ここまで大体6ヶ月。

『こちら、ウィルベルさんだよ。所在確認とれたから契約しにいこう。ポイントは……』

「了解です。これより、ラピュタは転移します」

『結局その名前にするんだ……まあ、いいけど』

それから7ヶ月かけて世界中を旅して、火の王、風の王、土の王、水の王と契約した。その後、世界の果てへと向かい、荒野が続く世界をひたすら進みます。辺り一帯、地平線まで荒野になった不毛の大地で大樹カーラーンの種子を埋める。

「火の王、風の王、土の王、水の王、あとはよろしくお願いしますね」

「よろしくー」

「「「「任せよ」」」」

私の遥か膨大な魔力を1年かけて与え続ける。急激に成長していく大樹は根を生やし、世界を再生させていく。いろんな場所に圧倒的な速度で大地を回復させていく。既にマスターテリオンを軽く超えて突き放す魔力を手に入れたルフェイちゃんが1年もかけて魔力を与えたので当然です。種子もいっぱいできたので、存在しない土地と呼ばれる所に植えまくってあげました。

「さて、戻りましょうか」

「2年もかかったけど、この世界はこれで大丈夫だよね」

「はい。少なくとも黄昏があと8回くらいこない限りは問題ありませんよ」

「よーし、大婆様に報告して課外授業を終えるよー」

「そうですね。精霊の数も増大するでしょうが、其の辺は知ったことではありません。むしろ、私達魔女にとっては嬉しい事ですから」

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