マジカル☆ウィッチルフェイちゃん、黄昏世界を救う!
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暴風を放ってくる風の王に対して、私は魔道書を開いて、闇を呼び出す。
「全てを飲み込め、ン・カイの闇よ」
「ぬぅっ!?」
次元が違うのですよ、次元が!
「アタシも忘れないでよ! ヘルリッヒ!」
ベルちゃんが飛び回りながら魔法を放ち、直ぐに巨大な魔法陣を形成してヘルリッヒといいながら、メテオスフォームの後に撃つ特大ビームを放ちます。
「ニトクリスの鏡」
さらに幻術も利用して、攻撃しまくります。相手の攻撃なんて余裕ですよ、余裕。クトゥグアとイクタァを放ちながら、自由に、そして苛烈なマニューバーを決めながら私とベルちゃんは空戦を行っていきます。断鎖術式ティマイオス、クルティオスを使い、高速接近してバルザイの偃月刀で切ったりしていくと、流石に動きを止めていきます。
「ルフェイ、止めの同時攻撃よ!」
「了解です、ベルちゃん!」
2人で風の王を挟みながら、必殺技を放ちます。
「「メテオスフォーム/天狼星の弓・黄金の剣」」
隕石と無数の黄金の剣が風の王に突き刺さり、両サイドから大ダメージを与えます。その後、ベルちゃんのとっておき(2回目)と私のとっておきを時間差で攻撃します。風の王が必死にベルちゃんの攻撃を防いでいる背中にハイパーボリア・ゼロドライブを叩き込んで封じてやったのです。
「いぇーい!」
「いぇーいです!」
ハイタッチを箒に乗りながら氷漬けになった風の王を回収し、そのへんの浮島に運びます。そこで解凍してあげます。
「さぁ、アタシ達と契約なさい!」
「おねがいしますね」
「むぅ、仕方無いの。よかろう、契約してやるぞ」
「やったね!」
「それじゃあ、次はスタインフェーダーです!」
「うん!」
それから、2人で移動して空に浮かんでいるゆりかごのような神殿へとやって来ました。私達は直ぐに侵入して中に入ります。すると、巨大なスラグが動き出そうとしていましたので……取って置きを使います。
「━━━━」
声にならない声を上げて停止させました。
「ふっ、一度聞いた声を解析し、命令権を行使するなどこのマジカルウィッチルフェイちゃんには容易い事です」
「もう魔女の領域にいないからね、アンタ」
「何か言いましたか?」
「いや、何も」
「よろしい。さて、ちゃっちゃと修理と魔改造をしちゃいましょう。目指せ天空の城ラピュタですよ」
「あれって映画だからね! 本当に作る気なの!」
「ベルちゃん」
「なによ?」
「成せば成る。成さねばならぬ、何語もですよ。不可能なんて文字は私の辞書に存在しません!」
「あっそ……勝手にすればいいわ。私は火の王を探してくるから、終わったら連絡頂戴ね」
「は〜
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