暁 〜小説投稿サイト〜
紅眼の銀狼が幻想入り(アカメノギンロウガゲンソウイリ)
第八章 予期せぬ戦闘
[8]
前話
[1]
後書き
[2]
次話
「行きなさい!私の可愛い人形たち!!」
アリスが三体ほどの人形を取り出し、弾幕を放たせる。
ドドドドドド。
「ふん!この程度の攻撃、話にもならぬわ!!」
布都はアリスの弾幕をビュンと避け、矢を放つ。
ビュビュビュン!!
「あら。あなたの攻撃の方が遅いわよ。目をつぶってても避けられるわ。」
「ぐぬぬ…。炎符『廃仏の炎風』!!」
布都がスペルを宣言すると周りにいくつもの炎が現れる。
「終わりじゃ!!」
ボボボボボと炎がアリスに迫る。
「ふん!魔操『リターンイナニメトネス』!!」
瞬間、アリスが人形に入れ替わり、爆発する。
「!!な…なんじゃ!?どこへ消えた!?」
「ここよ。」
アリスは布都の後ろに現れ蹴りをお見舞いする。
ガッ、と音がし布都の体は背後に吹っ飛ぶ。
「がはっ!!」
「一気に畳み掛けるわ!!人形『レミングスパレード』!!」
アリスの合図と共に数え切れないほどの人形が布都めがけて飛び込む。
「ひいいいい!!天府『雨の磐舟』!!」
布都の下に大きな舟が現れる。
「我は逃げるぞ!全速力で!!」
「待ちなさい!!逃がさないわよ!!」
ドドドドドドドド…。
無数の人形たちが布都に迫る。
「しつこい奴じゃの…。このスペルカードで焼き払ってくれるわ!!」
布都がスペルカードを宣言する。
「ラストワード!!『大火の改新』!!」
布都の宣言と共に巨大な炎が出現する。
「焼き尽くせぇ!!」
「やめろーーーー!!」
その時、銀牙は叫んだ。
「二人共、何やってんだよ!!そんな事したら、森が焼けちゃうだろ!!」
その瞬間、二人は我に返った。
「確かに…。」
「そう…じゃな。」
「分かってくれればいいんだ。さぁ、魔理沙を探そう。」
二人は仲直りした。
「あなた…布都…とか言ったっけ?中々やるじゃない。」
「アリスとやら。お主の方こそ。もう少しで我がやられておったぞ。」
どうやら二人は弾幕ごっこを通じて仲良くなったようだ。
「しかし、我らが太子様にはかなうまい!!」
「あら、魔理沙ならどうかしらね。」
その後、一行は無事、魔理沙と合流し、それぞれの帰路へと帰って行きました。
[8]
前話
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ