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こんな私(俺)の物語
第六話 戦闘校舎のフェニックス
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だ。チラシを配り終えると、後ろから気配がした。
裏路地にいたのが不味かったか?境界操作の瞬間を、余り見られたくない。

「それが、お前さんの神器(セイクリッドギア)か」

「だれかしら?」

そこにいたのは、黒と黄色の混ざった髪の、堕天使総督、アザゼル。

「ああすまない。俺はアザゼルっていうんだ。で、神器ってのは、神様から与えられた力みたいなものだ」

今の言葉からして、境界操作は見られていなかったらしい。

「そう、それで、何かようかしら?」

「そう警戒するな。神器を持っていると殺されるかも知れないんだぞ?」

「警戒するわよ。神器の有無以前に、あなたは堕天使なのだから。悪魔の私が警戒しない筈がないでしょう?」

「悪魔だと?だが、気配は人間・・・・・・」

「あなたと話すことは無いわ。サヨウナラ」

いざって時の目眩ましを使ってその隙にスキマで離脱。

何でこんなことに・・・・・・。







こんなんでも、日常。






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