第六話 戦闘校舎のフェニックス
[8/8]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
だ。チラシを配り終えると、後ろから気配がした。
裏路地にいたのが不味かったか?境界操作の瞬間を、余り見られたくない。
「それが、お前さんの神器か」
「だれかしら?」
そこにいたのは、黒と黄色の混ざった髪の、堕天使総督、アザゼル。
「ああすまない。俺はアザゼルっていうんだ。で、神器ってのは、神様から与えられた力みたいなものだ」
今の言葉からして、境界操作は見られていなかったらしい。
「そう、それで、何かようかしら?」
「そう警戒するな。神器を持っていると殺されるかも知れないんだぞ?」
「警戒するわよ。神器の有無以前に、あなたは堕天使なのだから。悪魔の私が警戒しない筈がないでしょう?」
「悪魔だと?だが、気配は人間・・・・・・」
「あなたと話すことは無いわ。サヨウナラ」
いざって時の目眩ましを使ってその隙にスキマで離脱。
何でこんなことに・・・・・・。
こんなんでも、日常。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ