魔の世界＊1＊魔術学校〜01
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300年後〜現在〜
6時。
時計がなりだした。
「もう朝かぁ〜」
欠伸をしながらアイカは愚痴をこぼした。
「何言ってんの？学校に遅れるわよ！」
下から母が急かす。
このありがちな会話を毎日繰り返している。
いわば「おはよう」の代わりだ。
支度を済ませてから一階に降りると、シャラがアイカの胸に飛び込んできた。
シャラはアイカのパートナーで魔法猫。
いつも一緒に行動している大切な仲間だ。
ごはん(といっても魔法界にしか無い物だが)をかっ込み、外に飛び出す。
後ろからついてきたシャラに
「行くよ！」と声をかけると、シャラは箒に変わる。
シャラにまたがり宙に浮く。
「いってきま〜す！」
いつも通りの一日が始まる。
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