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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第36話 地球の平凡な日常
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「泣かなくて良いのに………」
「歳を取ると涙腺がな………」
「まだ19じゃないですか………」
「夜美、クレープ頂戴」
星のツッコミを受け流し、夜美のクレープを受け取ろうとしたが………
「レイあ〜ん」
いたずらっ子の顔でクレープを俺の口へと近づけてきた。
「あの………夜美さん?」
「どうした?要らないのか?」
何でここに来て幼児プレイを強要されなくちゃいけないんだ………
「あっ!?!僕もやる!!レイ、あ〜ん!」
「レイ、良かったら私のも食べさせてあげますね………」
そして夜美に便乗して2人もクレープを俺の口に近づける。
………しかし、甘い、甘いぞ夜美!!何時までも前の俺と一緒だと思ってもらっては困る!!!
「じゃあ先ず夜美のから………」
俺は恥ずかしいのをポーカーフェイスで隠し、何時の様に振る舞った。
「うん、美味い!じゃあ次はライ」
「えっ?ちょっとレイ!?」
返事もせずにライのクレープをパクり。
「これは色々楽しめるな。最後は星!」
「駄目です!!」
どうやら俺の魂胆が分かったらしい。しかし………!!
「ああっ〜!!!」
時すでに遅し。
星の持っていたクレープに食らいつく勢いで襲いかかり、見事に頬張った。
「ああっ〜大分持っていかれました………」
「レイ、そこまで来ると流石の我等もひくぞ………」
「大人気なーい!」
「………何だろうね、照れ隠しを大人げないって言われたらどうコメントしたら良いか分からねえよ………」
顔真っ赤にして食べさせてもらえば良かったのか………?
「………さて、失敗も学んだことだ、もう一度1からやるとするか」
「………ちょっと、夜美さん?」
「じゃあ次は僕から!レイ、面白いリアクションお願いね」
「リアクション!?しかもさらっとハードル上げやがった!!」
可愛いアホな子の癖に咄嗟の発言は的を得ていたり達が悪い。
「はい、あ〜ん」
よし、こうなれば覚悟を決めて………
「う〜ん、おいちいでしゅ!」
赤ちゃん言葉っぽく言ってみた。
「「「………」」」
「えっ、ちょっとやらせておいてマジでひいてないか3人共!?」
「い、いやですね!私はレイの事が大好きなのは変わらないです!!………ですけどしばらくは赤ちゃん言葉使わないで下さい………」
「使ってないよ!!何で今までよく使っていたかの様に言ってんの!?」
「レイ、僕は可愛いと思うよ………」
「ライ、だったら何でそんなに可哀想な目で俺を見ながら言うの?」
「レイ、我はハッキリ言う。次やったらジャガーノートを撃つかもしれん」
「滅する気か!!畜生、恥ずかしさを押し留めて言ったのになんだこの仕打ち!!不
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