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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第36話 地球の平凡な日常
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は全員スカさんに呼び出されており、昨日家にセッテが居ないのはそれが理由だった。

「そうっスよ〜もう完璧っス!いくらでもはっちゃけられるっスよ〜!!」
「ほどほどにな………」

何時もとばっちりを喰らう明人がウェンディのテンションを抑えるように言った。

「じゃあアギトも帰ってきてるのかな?」
「じゃないか?多分疲れていると思うがな………」

因みに俺の相棒アギトもスカさんの研究所へ行っていた。ゼストさんと共に………

「レイ、ゼストさんも戦うつもりなのでしょうか?」
「………さあ。だけどそう言った事態に陥っても問題ないように準備をするのは悪くないと思う。俺や星よりはユニゾン率は低いが戦闘には支障は無いみたいだし、ユニゾンでアギトのフォローがあれば少しは負担が減るんじゃないかと思ってな」
「………前々から思っていたのですが、レイはかなり神経質になりながら戦闘の準備をしていますよね?私も準備することに不満はありませんが、機動六課の戦力に七課の桐谷達、そしてフェリアやそのお姉さんのドゥーエさんも居る中で大きな事件が起きるとはとても思えないのですが………」

星の言いたいことは分かる。
確かに戦力的にもスカさんが味方なことも含めて、アニメのJS事件よりも酷くなるとは思えない………筈なのだが何故嫌な予感が消えない。
スカさんも同じ様でいつも行っていた定期検査を含めそれぞれ娘達に色々と準備をしているようだ。

「………まあ何が起こるか分かったものじゃ無いがな。もし六課の面々に何かあったときは駆けつけられるし」
「それは無いと思いますが………まあ良いでしょう。取り敢えず今日はアギトとセッテが帰ってきますし、手巻きにでもしますか?」
「手巻き!?じゃあ僕イクラ欲しい!!」
「贅沢すぎます。お刺身は鮪にぶりそれにサーモン………後は安い魚で良いですかね」
「ええっ………贅沢イクラ巻きしたかったのに………」
「駄目です」

そんな頑なな態度の星にライが机に垂れながら文句を言う。

「こういうところは変わらんな………」
「だな。………だけどライらしいよ」

そんな感じで夜美と2人の様子を見ていると鋭い視線を感じた。

「いやぁ……ラブラブっスね!!手巻きが羨ましい訳じゃ無いっスよ!!すっかり忘れられている事に腹をたてているだけで………」
「何時になっても変わらないなこの4人は………もはや年期を感じるよ」

「いや、熟年夫婦じゃ無いんだから………それにウェンディ、手巻き食いたかったら明人におごってもらえば良いんじゃないか?」

そんな提案をすると、嫌味ったらしく言っていたウェンディの目が光り、見せつけるように明人の腕にしがみつく。

「ダーリン、ダーリン!!私、ピザが食べたいっス!!食べ放題の……
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