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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第36話 地球の平凡な日常
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人の元へ高校からの同級生、吉井明人が声をかけてきた。
「どうした?」
「いやな、『ウェンディが弁当を作ってくるから楽しみにしててっス!!』って言うから待っているんだけど全く来ないから零治達は知ってるかなと」
「いえ、見てないですよ?」
「………っと言うより放課後まで学校は出てはならんだろう、会長から率先して規則を破って良いのか?」
「いや夜美、今更だ」
「………」
そう言われ、返す言葉の出ない夜美。
「明人連絡したの?」
「したが繋がらない」
「じゃあ僕もかけてみるよ」
そう言ってスマホを使い、電話を掛けるライ。
「………んん?鳴ってないか?」
「そうですね………これは下から?」
そう言って星は下を確認するが誰もいない。
「居ませんね………でも確かに音は………ん?」
その時ふと星はもっこりと膨れている地面に気がついた。
「モグラ…………?」
星がそう思っているとそのモグラ?がモコモコと動き出した。
「レレレレレレ、レイ!!」
「な、何だ星!?」
「ししし下に!!」
いきなりの星の慌てように皆が席から立ち上がり、机から距離を取った。
すると机の下からモグラのように地面を掘って何かが向かってくる。
「モグラ!?レイ、僕モグラ見るの初めてだよ!!」
「お、俺も……!!」
「我も実際に見たこと無いが………こんなに大きいのか?」
夜美の言葉で冷静に考えてみる。
………盛り上がっている地面が人ほどの大きさがある。
「でっかいモグラだよ!!」
「いや、いないって」
あくまでモグラだと主張するライに突っ込んだ。
「………明人、ウェンディにかけてみな」
「電話か?………まさか!?」
「そのまさかかも知れないぜ」
俺にそう言われ、電話をかけてみる明人。
すると先程と同じ様に音がなった。
「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!!」
なったと同時に懐かしのアニメの大王様の現れたときの台詞を言って、モグラの姿をしたウェンディが地面から現れた。
「ダーリン、お待たせっス!!愛妻弁当っスよ〜!!」
色々突っ込みたい事や文句の言いたい事があったが、取り敢えず代表で星が前に出た。
「オハナシです………!!」
「い、いやぁ………楽しませようと思って………ドクターにわがまま言って作ってもらったのに………」
「おい、スカさんに何くだらない物作らせてるんだよ………」
青い顔をしながら話すウェンディ。
「………まあそれはともかく、ウェンディがいると言うことは皆、調整は終了したのか?」
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