魔法先生ネギま!
0433話
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、お前は。
「じゃあ入れないじゃん!」
明石の声に周囲がざわめくが、そこに声を挟んだのは神楽坂だった。
「あのー、パルナさん。一番上の部分からならスルッと入れますわよ?」
早乙女のあだ名であるパルとハルナが混ざっているのが気になるが、恐らくルーナが表に出て来てるんだろうと判断。ネギも同様なのかその意見は信頼出来ると宣言していた。
「それで突入時には班を3つに分けます。班分けに関してはこのプリント通りに。まずは宮殿周辺で待機して脱出路を確保するグレートパル様号、アーニャの救出を目標とする班、そしてグレートグランドマスターキーを確保する班。この最後の班は、当然フェイト達との戦闘になる可能性が高いので戦闘力を重視します。……アクセル君、アクセル君がこの班の主力になると思うけどいいよね?」
「ああ、問題無い。例の計画の話もフェイトにはしないといけないしな」
「では、他の班分けはそのプリントの通りに。何か質問のある人はいますか?」
そんなネギの質問に、茶々丸がふと手を上げる。
「茶々丸さん、何でしょう?」
「グレートグランドマスターキーを手に入れるのは問題無いと思いますし、この作戦上絶対に必要な行為でしょう。ですが、ネギ先生はこの作戦が終わった後に手に入れたグレートグランドマスターキーをどうするおつもりですか? 手にしている者はこの魔法世界では神の如き力を手に入れられるのです。つまり、ネギ先生が事実上この魔法世界の支配者となる訳ですが……各国の上層部やその他諸々がそれを許すでしょうか?」
「……そうですね。実は僕もその辺をどうしようか考えていました。茶々丸さんの言う通りにこの魔法世界に関わる人があれ程のマジックアイテムを所有しているというのはどう考えても拙いです。かと言ってどこかに封印するにしても封印した以上は解放も出来るという事になります。それで僕が考えた方法は1つ」
そう言いながら、何故か俺の方へと視線を向けるネギ。そして……
「今回の騒ぎがどうにか収まったらグレートグランドマスターキーはアクセル君に託そうと思います」
自信満々に宣言する声が甲板へと響くのだった。
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