第五話 早くも決戦ですか無限ですか
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スキマは間に合わない。結界を張って防ぐしかない!
ドオォォォォン!!
なんとか即死は防げたが、威力が桁外れだ。マスパが全方位から来たも同然だ。
不味いな。
「ハハハ。これで終わりだ!」
銀髪が高笑いする。後ろの空間が金色に光り、所々に水の波紋のような模様が広がる。ああ、そういえば、今まで無限の剣製ばっかり使ってたから忘れてたけど、王の財宝も使えたんだな。つまり宝具を射出して俺に止めをさす気か。
させない。王の財宝の宝具射出口は銀髪の後ろにある。つまりは銀髪からは見えない訳だ。そこにスキマを開く。出口を銀髪の周りに開く。
「死ね!行け!宝具どゴハァ!?!?」
当然、自分にスキマを通った宝具が突き刺さる。バカでよかった。
迎撃に成功はした。だが油断できない。王の財宝があるということは、治療薬ぐらいあるだろう。ここで息の根を止める。
砲撃で終わらせる。・・・・・・が、エネルギー不足で撃てない。砲撃じゃないと止めをさしきれない。
ゲホォ
血をはいた。死にかけじゃないか。でもまあ、神さんはこのために生き返らせたんだし、殺りきるよ。
もう時間がないな。よし、あの境界を開くか。
俺の能力、つまり神器。境界掌握扇。
『禁手化』
これでなんとか操れる。さあ、解放だ。
『反則「有限と無限の境界」』
瞬間、文字道理無限に出てくる霊力。自分の霊力が限り有るものという概念を、限り無いものとする。ただし、制限時間はある。例えだが、能力を支えるのに赤色の霊力を使う。この境界によって出る霊力は青色。攻撃などには両方使える。つまり自分本来の霊力が切れると同時に元に戻る。
本当は生命力とか身体維持に使った方がいいのだけれど、ここで逃がすと不味い。それに、まだ操れないし。どうせ一度死んだ身だ。なら、一回生き返らせてくれた神さんに頼まれたことぐらいやりきる。
さっさと決める。時間がないんだ。
一点に無限に出る霊力を集める。無限といっても、一度に出せる霊力は決まっている。あくまでも、自分の中にある霊力が無限なだけだ。
集めた霊力を圧縮して、さらに霊力を追加し、また圧縮する。この工程を繰り返して、とんでもないレベルの魔力が溜まる。それを、撃ち込む準備をする。
外さないように標準を合わせて、前方にエネルギーを放出する。
終われ。
『魔導砲「エクステンド・スパーク」』
「そんな!俺はオリ主の筈なのに!最強なのに!」
「貴方の負け。それが現実」
「クソォォォォォォ!!!!」
銀髪は消え去った。これで終わったな。
「ゲホ!ゴ
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