第五話 早くも決戦ですか無限ですか
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od. (血潮は鉄で、心は硝子。)
I have created over a thousand blades. (幾たびの戦場を越えて不敗。)
Unknown to Death. (ただの一度も敗走はなく、)
Nor known to Life. (ただの一度も理解されない。)
Have withstood pain to create many weapons. (彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う。)
Yet, those hands will never hold anything. (故に、その生涯に意味はなく、)
So as I pray,UNLIMITED BLADE WORKS. (その体は、きっと剣で出来ていた。)」
無限の剣製か
瞬間、世界が変わる。焼けた大地、無数の担い手のいない剣、空に浮く大きな歯車。ここに居るのは俺と銀髪のみ。
「俺の計画に邪魔なんだ。死んでくれ。」
「あぁ?死ぬのはお前だ。大体、この結果は自業自得だぞ?」
「えっ?」
「なんだ。黙ってないでなんかいえよ。」
「なっ!お前誰だ!」
「俺か?俺は八雲紫。お前のために送られた死神だよ。」
「ふざけんな!手前は誰だ!」
「転生者だよ。お前と同じ。」
今度こそ、絶句した。
「そうか、転生者か。こりゃますます殺さなきゃな。俺は最強なんだから。」
自分に酔ってるな。と、銀髪の後ろから剣が発射された。もう臨戦態勢、ならせめて
「美しく残酷にこの大地から往ね!!」
盛大に送ってやる。
少女戦闘開始!
今、俺は霊力飛行とスキマで敵の攻撃を避けている。
「どうした!大見得張ってたくせにこの程度か!?」
そんな言葉も耳に入らない。今必要なのは見ること。
見て、視て、観ること。
弱点、隙、急所、性格、人格、魔力量、技術、得意、苦手、沸点。
見極める。視極める。観極める。
スキマを利用して殴る。が、結果、魔力の障壁に阻まれる。
物理的撃破は不可能だな。
霊弾を撃つ。同じく障壁に阻まれる。ただし、当たった箇所の魔力量減少した。有効みたいだな。
強力な砲撃を撃てば破れるか?
『魔砲「マスタースパーク」』
「なっ!あぶねえ、熾天覆う七つの円環!」
概念でできた障壁を確認。どう破ればいい?視角からの一撃かさっきよりも強力な一撃を撃ち込むしかないな。
「お返しだ!壊れた幻想!」
周りの大量の剣が爆発する!スキマを使って上空に逃げる。・・・・・・ギリギリだった。
「しつこい!これで終われ!」
今度は全方位から剣が俺を狙ってくる!どんだけ魔力あるんだよ!
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