第9話 死闘の幕開け
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ほど、儂は弱くはないぞ?」
「―――知ってるよクソジジィ…」
クルトは精一杯の虚勢。アリアは圧倒され、ゴクッと喉を小さく鳴らした。
ここから先は全力の殺し合いとなる。少なくともクルトとアリアにとっては生きるか死ぬかの大きな分かれ目だ。
「…アリア」
アリアにだけ聞こえる声量でクルトは言う。
「死ぬ気で行くぞ。―――生き残る為に」
「ふふ、当たり前じゃない。もし死んだら―――」
―――風穴空けるわよ?
二体一の死闘が今、幕を開ける。
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