会合2
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の中で知らねぇとはな。
それに‘‘新しい時代”に懸けて来たってことは、コイツが腕一本差し出したり、ロジャーの麦わら帽子に相応しかったりするほどの価値がある奴がいるということだな…ハハハッ、面白れぇじゃねぇか!
「シャンクス。
お前が左腕を懸けた‘‘新しい時代”っていう奴の名前を教えろ。」
ルミスは何かイタズラを思いついた子供のような笑みを浮かべながら、シャンクスに名を訪ねる。
「…?
東の海の風車村という村に住んでいるモンキー・D・ルフィという少年ですけど…そういえばルフィもそろそろ海に出た頃だろうなぁ、ハハハッ。」
シャンクスはルミスの笑みの意図に気が付かず、少年…モンキー・D・ルフィの名を口にした。
シャンクスはルフィという少年を思い出すと、左腕を抑えていた時と同じ笑みを浮かべた。
一方ルミスは、‘‘モンキー・D”という名を聞いて目を見開かせたかと思うと興奮気味にシャンクスに問いただすように口を開いた。
「お、オイオイオイ!シャンクス??
‘‘モンキー・D”って言ったか?」
シャンクスはルミスがその先に何を言いたいのか理解し、朗らかな笑みを浮かべながら肯定の言葉を口にした。
「えぇ、ルミスさんの予想通りです。
ルフィは…モンキー・D・ルフィは現在の海軍中将であるモンキー・D・ガープ…【愛の鉄拳ガープ】の孫であり、革命軍総司令官のモンキー・D・ドラゴン…【世界最悪の犯罪者】の息子です。」
「ハッ、ハハハッ、ハーハッハッハッ…面白れぇ!面白れぇじゃねぇかシャンクス??
いや〜、しかし見事にバラバラに別れたなぁ!
ガープには流石に同情するよw」
「えぇ、そうですね。
まぁ、ルフィが海賊になるきっかけを与えたのは俺なんですけどね…。」
シャンクスはルミスの言葉に相槌を打ちつつも、苦笑いを浮かべながらルフィが海賊になる原因になったのが自分であると告白した。
「よし!俺はそいつに会いに行くぞ??」
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!
会いに行くって、何しに行くんですか?
場所も分かってるんですか?」
完全に興奮し切っているルミスをシャンクスは抑えようとするが…
「何しにって?…そりゃあ見定めに行くに決まってるだろうが!
場所はさっきお前が言ってたじゃねぇか東の海だって??」
「バカなこと言わないでくださいよ!
東の海って言っても尋常じゃない広さですよ?」
「俺は神だぞ!
神にかかれば東の海なんかちっぽけに過ぎんさ??」
シャンクスの制止の声に一切耳を傾けず、理不尽なことを言い喚きながら翼を広げるルミス。
シャンクスももう無理だと頭を抱える。
そしてルミスは翼を広げて飛び立とうとしたが何かを思い出したのか、シャンクスに振り返ると口を開
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