暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0432話
[1/5]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「そっちの3人には改めて自己紹介をさせてもらうか。俺の名はアクセル・アルマー。異世界からの来訪者であり、かつて世界の全てを相手に戦った組織を率いている者だ」

 その言葉に長谷川、龍宮、ルーナの3人は何を言われたか分からないというような表情を浮かべて俺へと視線を向ける。そして俺がその視線を平然と受け止めているのに気が付くと、次は事情を知っているネギ達へと視線を向け、ネギ、桜咲、長瀬、宮崎の4人がそれぞれ頷くのを見て再び俺へと視線を向ける。
 やがて意を決して最初に口を開いたのは、意外な事に魔法からは一番縁遠い筈の長谷川だった。

「なぁ、ギャグとかか?」
「いや、正真正銘の事実だ。さらに言うなら、俺の本当の年齢はこの姿と殆ど変わらない年齢だったりする。……まぁ、今は羽とか尻尾とか角とか生えてるけどな」
「……マジかよ。うちのクラスで一番異常なのはネギ先生だとばかりだと思ってたのに、実はさらに上がいたとか」

 長谷川が頭を抱えている横では、我に返った龍宮が何やら考え込むようにして……やがて口を開く。

「アクセル。お前達の世界では魔法とかがメインだったのか?」
「いや、少なくても俺の知ってる限りじゃ……」

 そこまで言って、ふとサイバスターを思い出す。
 確かサイバスターが作られたラングランでは邪神とかがいて魔法もあったな。

「基本的には科学の世界だな。さっきも言ったように、ロボット。いわゆる二足歩行する人型の機体がメインとなっているな」
「基本的には?」
「ああ。俺達の世界にもこの世界の地球と魔法世界の関係のように異界のようなものが存在していて、そこでは精霊とか魔法とか邪神とか普通に存在している……筈だ」
「筈か。曖昧だな」
「何しろそこの出身者は俺と敵対する勢力に所属していたからな。あぁ、だが俺の世界だと地球の空洞にあるといわれている場所に異界が作られているし、確かその中の人物も自由に地上に出てこられたから随分とこの世界とは違うと考えてもいいと思うぞ」
「……ふむ。人型のロボットがメインの兵器になっているということは、当然私達の世界よりも科学力は進んでると思っていいんだな?」
「それは間違い無い」
「そうか。……ならいずれ機会があったらお前達の世界の銃器を見せて貰えると助かる。出来れば安く売ってくれると嬉しいんだが」

 まぁ、銃器をメインにしている龍宮ならそういう反応をしてもおかしくないか。
 俺がそう思った時、バンッと机を叩く音が聞こえてきた。その音の発生源はと言えばルーナだった。

「アクセル・アルマー! 貴方は本当に本気でそんな事が出来ると思ってるんですか!?」

 そう言いながら、睨みつけるような強い視線を俺へと向ける。
 ……いや、違うな。これはどちらかと言えば目の前に現れた
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ