第一章 護れなかった少年
第十七話 刀
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リアルラックが無くなってきてるっぽい。
「ハァ......何日かかることやら......」
少し泣きたくなってきたがグッと我慢、そして標的を探すために歩き始める。
とすぐに目の前にポップしてきた。
唯一の救いとして、ポップ率は高いんだよね。
「ま、気を取り直して狩りますか!!」
そういいながらリベルテブレイドを抜いて走り出した。
―☆―☆―☆―
更に三日後〜〜〜
「うぅ......もう嫌だ......」
あれから三日経ったのにやっと100を超えた。ちなみに曲刀は930。
心が折れてきた。
幸いながらに籠もっている訳では無く、時々帰っているので、おなかの減りや睡眠、アイテム、剣の耐久値には困ってないんだけど......。
―☆―☆―☆―
更に五日後〜〜〜
「......」
牙、152、曲刀956。
もう、精神的に疲れてきて、無言である。
ただ単に無言で淡々と猪を狩っている。
傍目から見ると......変なテンションのやつより少し怖い(理由としては凄く眼が虚ろ)。
―☆―☆―☆―
更に二日〜〜〜
「おっ? おっ? おっ?おっちっるかっな〜〜♪」
完全に変態になっていた。
―☆―☆―
更に一日〜〜〜
牙199個、曲刀999。
両方後一である。
そしてただ今戦闘中。
目の前の《ディープ・オー》もHPは2割を切り、こっちも集中力の低下で6割、更に剣が所々刃こぼれしている。
有り体に言うと、剣が折れそうです。
あと一撃で決めなきゃ......。
と、言うわけで。
ディープ・オーが突進してきた瞬間にすれすれで、右にステップ、そして後ろから、《フラッペ・パンタグラム》を当てる。
五芒星を描くかのように振るわれた剣がディープ・オーに5発とも、あたり、目の前のディープ・オーのHPが0になり、そして消える。
そして出てくるメッセージ。
そこには......《ディープ・オーの牙》の文字があった。
小さくガッツポーズし、更に出てくるメッセージ。
『スキル《曲刀》をマスターしました』
そして更に出てくるメッセージ
『エクストラスキル《刀》を覚えました』
そしてこのメッセージを見た瞬間に
「ぃよっっっっっっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!」
全力で叫ぶ。
まぁ、これでゆっくりしてたら今の声を聞いたモンスター達がわらわら来るので、さっさと帰ることにする。
そしてダッシュで今までいた、森を出て15層の街を目指すことにした。
―☆―☆―☆―
「ふぅ......。なかなかいい物くれたな〜」
報酬は20kという結
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