10話 一条 京介side
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ゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ! ぎゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」
最初は耐えきろうと努力したが、すぐに限界を迎え、笑い転げることになった。
「ここか? ここがええんか〜!?」
「らめええええええ! そこらめええええええ!! ひああああああああああ!!」
数“時間”後。
「ひー………… ひー……………………」
「ふう、ええ仕事したわ」
喉を笛のように鳴らし、半ば白目を向いている俺とは対照的に、八神は一仕事終えた清々しい顔をしている。
「あぅ…………あー……………………ふっ、腹筋が…………」
倍どころか100倍返しを数時間に渡って受けたせいか、なかなか体がいうことを聞かない。
ただひとつ、言いたいことがあるとすれば。
「け、汚された…………。八神に純潔を奪われた…………」
「なに人聞きの悪いこと言っとるん」
.「もうお嫁にいけない…………」
「元からいかへんやん、…………ちゅうかな…………そ、そんなこと言うたら京介くんかて、人の体……………………」
モゴモゴと喋る様子から、八神の言いたいことはわかった。
なるほど、確かに未発達とはいえ、ベタベタと女子の体を触るのはデリカシーがなかった。
「せめて胸を2Dから3Dにしてから出直してきてほしい」
だがやはりロリコンになった記憶はなかった。
「ふん!」
「グフッ!?」
瞬間、八神の鋭いツッコミ、否グーパンが脇腹を抉った。
「し、しどい…………」
「失礼なこと言うからや」
弱点を付かれ、床に崩れ落ちる俺に八神の冷ややかな視線が突き刺さる。
「やめて、そんな一部の人にはご褒美な目で見ないで!」
「? なに言うとるん?」
「ん? なに? 知りたい?」
ちょいちょい、と八神を手招きすると疑うことを知らない彼女は耳を近づけてくる。
「それはねえ、ごにょごにょごにょごにょ」
意趣返しも含めて、思いっきり卑猥な言葉を織り混ぜて囁いてみる。
「────────っ!? な、なななんちゅう事言っとるんや!?」
「ギャン!?」
半ば予想できていたが、バッチーン! という快音と共に見事にビンタのえじきになった。
「アホなんちゃうん!? いや、アホやろ!!」
「でもでも、こんな言葉の意味がわかるなんて八神ってば、お・ま・せ・さ・ん」
「はやてパーンチ!!」
「ゲルググ!?」
イラつかせるしゃべり方をしたら、止めをさされた。
因みにその日は、そのまま意識がブラックアウトし、気
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