第一章
闘争、頑張ります!
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から抜き放った刀は見た目は他の刀の形状と変わないが鞘に収まってた時とは段違いのオーラを放っている。
刀身は美しく見惚れてしまいそうだ。
「だめだよー見惚れちゃー、斬り殺すよ」
「うっ」
刹月華の一撃を籠手で受け止める。
「あれー?今度はよけないの?」
まだだ
籠手に切れ込みが入っていく。
「このままだと腕切り落としちゃうよ?」
まだ
「なんだよ黙っちゃってーつまんないの。もっと足掻いて欲しんだけどなー」
「・・・来た!」
『canger!』
「また溶けるやつ?懲りないね」
「違うよ」
「は?」
「君が自分の武器を出すのを待ってたんだ」
その瞬間妖刀のオーラがガクリと減る。
「!?」
急いで距離を取るがどんどんオーラが消えていく。
「君の妖刀、刹月華に僕の魔力を纏わせてそれに劣化の性質を付加させたんだ。その刀はもうどこにでもある普通の刀だよ。」
「こんなこともできちゃうの?本当にチート能力だけど、残念でした!これは神楽君の武器で僕のじゃないんだなー。なのでいーらない、こんなことなら自前の持って来れば良かった。」
刀をあっさり投げ捨てる。
「そのくらい計算できないと思った?」
「へ?」
『cancer!cancer!cancer!cancer!cancer!cancer!』
妖刀を持っていた右手から急速に溶け始めた。
「さっき受け止めたのはこれも狙いなのか!?だけど!」
左手で自ら右腕を切り落とす。
どうやらあの尋常じゃない速度の攻撃、手刀だったのか?
「くっ」
今ので倒せないのはきつい、今大量に使ったせいでもう残りの魔力も少ない。
「今ので倒せなかったのは残念だったね、もう魔力尽きかけてるでしょ?あの劣化だっけ?結構魔力を消費してると見えるね」
流石に気づかれるよね。
「私は右腕なくても君の能力を貰えば関係ないしね」
(あれ使ってみればいいではないか?)(賭けですが、この場での勝利を収めるにはやるしかありません。幸いこの場は適しています)
成功したことないんだけど・・・やるしかないよね
目をつぶり集中する。
「おお!まだ何かできるの!?それとも諦めたの?私に能力渡して死んじゃえ!」
傷のせいか先程より確実に遅い
二つの神器が輝きを放つ。
「!?」
「これで終わりにしよう!」
目を開き左手で地面を思いっきり殴りつける。
「腐海樹の晩餐会 (エデンオブナイトメア)」
周囲を木々がホーム状に覆い隠し太陽の光は差し込まない。
「!?まだこんな能力あるのかい」
木々
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