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インフィニット・ストラトス 復讐を誓った血継限界の転生者
質問
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「イギリス代表候補生か……あの程度実力でなれるなんて、イギリスは随分と人手不足なんだな」
俺はカタパルトに戻り更衣室に行こうと思うと扉が開き、織斑先生が1人カタパルトに入ってきた。
「先程の試合ご苦労だったな。晴れてお前がクラス代表だ。これから手続きを…」
「そのこと何ですが織斑先生、辞退したいと思っています」
「…何故だ?」
「自分は元々他薦で候補にあがりました。クラス代表をやる気なんて微塵もありません。ですから、自薦のオルコットにクラス代表を任せたいと思っています」
「そうか分かった……それとお前には聞きたいことがある。お前の機体はなんだ?」
「なんだと言われても、『倶梨伽羅』はただのISです……機体に関することについては情報提供の義務は無いはずですよね?」
「そうだ。だから聞いている」
横暴だなこの人。本当に一夏の姉さんか?
「なら、俺の質問に答えられたら教えてあげましょう」
「なんだ?」
「白騎士の正体は誰です?篠ノ乃束の無二の親友のあなたなら知っているんじゃないんですか?」
「……知ってどうする?」
「そこまで教えるつもりはありません。もしかしたら、白騎士からサインをもらうのが目的かもしれませんし。あるいは、殺すつもりかもしれませんよ」
俺はふざけて言ってみるが、織斑先生は真剣な目でこちらを睨んでいる。
「……すまないがその質問には答えてやることはできない。私自身、白騎士の操縦者ことは知らないんだ」
「それは本当ですか?」
「ああ、本当だ」
「…………そうですかそれは残念。なら『倶梨伽羅』の情報を教えるわけにはいきませんね。俺はもう疲れたので帰ります」
「そうか。明日の授業には遅れるなよ」
「分かってますよ」
俺はカタパルトから出て、しばらく歩いていると簪が待っていてくれた。
「おつかれさま……試合見てたよ…強いんだね」
「俺は強くないよ。ただ相手が連戦でバテてたんだよ」
まあ、実際はバテてようがなかろうが俺の敵じゃなかった。俺の敵はまだ先の場所にいる。それに織斑先生の答えで白騎士の正体は段々掴めてきたな。
「なぁ簪。第1回モンド・グロッソの織斑先生の試合を見たいんだけど、見るためのサイト知らないか?」
「…知ってるけど…どうして?」
「いや、ほら、担任の現役時代の実力が知りたくてさ」
「…そう…燐は…織斑先生みたいな…大人な女の人が…好みのタイプなの…?」
簪は下を見ながら、急に俺の好みのタイプを聞いてきた。
「そうだな〜確かに俺は織斑先生みたいな静かな女の人は好みの人だけど……どっちかって言うと簪みたいな女子が好みのタイプだな」
「ほ、本当に!?」
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