序章 出会い
第2話 仲間とは・・・?
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勘違いをしているが、俺は話しに合わせる為に首を縦に振った。
?「じゃあ、この街に来るのも初めて?」
俺が再び、今度は正直に頷くと、女の子は両手を広げて、
?「私でよかったら、この街を案内しようか?」
シ「本当!?じゃあ、お願いするよ。俺はシン。よろしく。」
ル「私はルーシィ。よろしくね☆」
俺はルーシィと握手を交わした後、ルーシィにマグノリアを案内してもらう事にした。
ル「この街は、古くから魔法が盛んな商業都市なのよ。」
どうやら俺の予想は的中だったみたいだ。
ル「んで、この街の中心にそびえ建っているのが、カルディア大聖堂。」
シ「で、でけぇ〜・・・」
屋根には巨大な十字架があり、二等辺三角形型の大きな2つの屋根が目立つ。こんなでかい教会を見るのも生まれて初めてだ。
ル「そして、このカルディア大聖堂を抜けて、更に行くと、私が所属している魔道士ギルド、妖精の尻尾があるの。」
シ「うわぁ〜・・・」
ちょっとボロボロだけど、屋根には巨大な風車があり、正面には緑色で塗られた『FAIRY TAIL』の看板。『L』の文字が逆さまになっているのは気にしないでおこう。
どうやらルーシィは、このギルドに所属している魔道士らしい。
シ「ところで、ギルドっていうのは・・・」
ル「あぁ、そうだったわね。ギルドっていうのはね、魔道士達の集まる組合で、魔道士達に仕事や情報を仲介してくれる所なの。魔道士は、ギルドに加入して、ギルドで働かないと一人前って言えないのよ。」
シ「へぇ〜・・・」
ルーシィのお陰で、この街の事も、ギルドや魔道士の事もたくさん知る事が出来た。
シ「今日はありがとう、いろいろ助かったよ。」
ル「ううん、私も楽しかったわ。」
さて、もう日も暮れてきたし、泊まる場所でも探しに行くか。俺がリュックサックを背負い直し、歩き出そうとすると、
ル「ちょっと待って!」
シ「えっ?」
ルーシィに呼び止められた。
ル「シンは、旅をしている魔道士なのよね?」
シ「うん。」
正確には、「“トップを目指す”という“任務”を果たす為」・・・何てルーシィしも言えないし、それ以前に信じてもらえないだろうし。自分は「『十二支』の“子”の血を持つバンギ家の10代目で、“鼠”に姿を変えられる」など・・・だが、ルーシィは俺の予想を上回る驚きの言葉を口にした。
ル「よかったら、このギルドに加入しない?」
シ「・・え・・・?」
今ルーシィが言った事をもっと分かりやすく言うと、「妖精の尻尾の魔道士にならない?」とルーシィは言っているんだ。
俺の目が点になったのが分
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