暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 真魂の鼠
序章 出会い
第2話 仲間とは・・・?
[3/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
もいなかった。こんなにたくさんの魔法グッズを見るのも生まれて初めてだ。ふと視線を店の端っこに移すと、紐に通した赤、黄、緑、青、紫の五色の腕輪を見つけた。その腕輪に、俺は不思議と引き付けられた。

シ「これは・・・」

主「それは五色腕輪(フィフスカラーリング)という魔法道具(魔法アイテム)でね、赤色は炎、黄色は雷、緑は風、青は水、紫は闇といったように、腕輪ごとに属性が変わるんだ。」

シ「へぇ〜。」

魔法って、結構便利なんだなぁ〜。

主「ちょうど貰い手がいなくて、そろそろ処分しようと思っていた物なんだ。もし欲しければ、1000Jで売ってあげるよ。」

シ「1000J!?」

魔法グッズはめちゃくちゃ高いと思ったけど、その値段なら俺でも余裕で買えるっ!旅に出る前は魔法にもちょっと興味があったし・・・よしっ!

シ「これ下さいっ!」

主「まいどあり〜♪1000J、確かに頂きましたぁ〜♪」

俺は魔法屋の主人に礼を言い、店を出ると、買ったばかりの五色腕輪(フィフスカラーリング)をリュックサックのサイドポケットに入れる。

シ「これで俺も、魔道士なのかな?」

“トップを目指す”には強くなくちゃならない。魔法を使って“任務”を果たすのも悪くないだろう。でも、俺はたった今魔法を手に入れたばかり。これじゃあ一人前の魔道士ではなく、魔道士の“卵”だ。
・・・よしっ!予定を変更して、まずは強くなる為に魔道士の修行をしよう!でも、どうやって修行をしたらいいんだ・・・?この街は魔法で有名だ。街の人達なら、魔道士の事なら分かる人がいるかもしれない!すると、俺の横を1人の女の子が通り過ぎた。あの子に聞いてみるか。

シ「あの〜、すいませ〜ん。」

?「えっ?あたし?」

声を掛けた女の子は俺と同い年くらいの子で、金髪をツインテールの束ねていて、茶色がかった大きな瞳に、へそと肩出しの青い服に青いミニスカートに茶色いロングブーツ姿の、かなりの美人な子だ。
でも、俺は彼女いない歴18年・・・いや、初恋も未だにしていない。でも、男女のカッコイイやカワイイ、イケメンや美男美女の区別は付く。

シ「ちょっとお尋ねしたい事があるんですけど、魔道士で強くなるには、どうしたら・・・?」

初対面の人や目上の人と話すには、やっぱり敬語が常識だよな。俺の質問に、女の子はすぐに答えてくれた。

?「なぁ〜んだ、そんな事かぁ〜。一番手っ取り早いのは、ギルドに加入する事ね。」

ギルド?何だそれ?生まれて初めて耳にする言葉だ。

?「もしかしてあなた、ギルドを知らないのォ!?」

シ「あ、はい。実は、遠い所から旅をしてきて・・・」

?「旅の魔道士って事ね。」

この女の子も、さっきの魔法屋の主人と同じ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ