第四話 裏事情ですか巻き込まれますか
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んて滅びれば良いのに。」
精神的男子全員がびびった。持たない者の、持つものに対する呪詛コエエ。
だが一誠は
カーテンの開く音に反応し、そこに視線を向ける。そしてもう一人出てくる。あっこいつ絶句してるよ。でたよ、大和撫子、姫島朱乃。輝夜といい勝負だな。思考していると、自己紹介が終わったらしい。
「これで全員揃ったわね。兵藤一誠君。いえ、イッセー」
「ハ、ハイ」
「私たちオカルト研究部はあなたを歓迎するわ、・・・・・・悪魔としてね。」
一斉に黒いコウモリのような羽を出す。はあ、巻き込まれた。
珍しくため息を吐いた。
色々分かっていない兵藤一誠に説明している。天使、堕天使、悪魔の三竦みとか、堕天使が自分を殺そうとした理由とか、神器(セイクリッド・ギア)の事とか。お、あの恥ずかしい黒歴史か。カメラカメラ。
「ドラゴン波!」パシャ!
取った、撮りましたよ。そして出てくる赤い籠手。赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)だ。
そしてチラシの話をしている。俺いなくてもよくね?
「よほど願いが強かったのでしょうね。普段なら眷属の朱乃達が呼ばれるのだけれど」
そりゃそう仕向けたからな。
「そう言えば先輩?あの時なにか聞こえませんでした?」
「いえ、何も聞こえなかったわ」
「不思議な声を聞いた瞬間、なにかが踏みとどまった感じがしたんですよ。その声の指示に従ったら先輩を呼べたんです。なにか知りませんか?」
「いえ、判らないわ。でもそれを踏まえると辻褄が合うのよね」
「何がですか?」
「イッセー。あなたの傷は本当は即死だったの」
「ええっ!?」
「でも私が来るギリギリまでは生きていた。その存在が助けてくれたのかもね。」
「えっ、俺そんなに危機一髪だったんですか?」
「良かったわね、本当に」
それやったの俺だからな~まあ置いといて、クソガキ、舌打ちすんな。
そして悪魔として生まれ変わったことを伝えた。んで、俺以外の背中に悪魔の翼、アウェーだな。詳しい自己紹介が始まった。二度手間じゃねえか。後忘れられているクソガキ。いい加減睨むのヤメロ。
客に対しても失礼だ。ああ、話が長い。では、ここで最近来た転校生の紹介です。まず一年生に来た姉妹、
古明地さとりと古明地こいし、二年生に表情豊かなポーカーフェイス、奏こころ。全員人間。体に小物を着けているキャラだよ。勿論服をプレゼント。
「でっ、次に貴女なのだけれど・・・・・・」
うわぁ、そんなに洗脳しようとしないで。
「・・・・・・やっぱり利かないわね。あなた、何しているの?」
スッゴいマズイ。もう巻き込まれますか。どうしよう。
「あー、何故でしょう?」
「部長、こいつも神器持ちじゃ
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