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蘇生してチート手に入れたのに執事になりました
これまでの設定を振り返ろう〜第1回〜
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が幽霊っていうのは・・・・?」
明「ああ、そうですね。幽霊は人の魂は見ることが出来ます。そして宏助さんの魂は普通の人間とは違って灰色で、光っていない。つまり、幽霊のものです。なんらかの理由が生じてとてつもない力を持った宏助さんの幽霊が肉体に戻ったことにより、生き返ったが、幽霊となったことで得た超人的な力はそのまま肉体にも影響を及ぼした・・・・ということでしょう。」
宏「なるほど・・・。だからこんな力が・・・・。しかし、そのなんらかの理由が分かりませんね。」
明「ええ。いくら幽霊でも死んだら死んだでもう二度と肉体には戻れないはずです。そこはまだ分かりませんね。」
宏「あ、それで死神とはどんな人達なんでしたっけ。」
明「死神はもう永遠に成仏出来ないと断定した魂を現世から消滅させる人々です。目的や正体は一切不明で、幽霊のようなのに脚があったり半透明じゃなかったりと、あの死神の人の魂も見えませんでした。」
宏「魂が見えない・・・・つまり、ない、ということでしょうかね。」
明「唯一分かってることはいつも黒を基調とした格好で、黒のベールと、幽霊達を排除させる不思議な武器を持っているそうです。幽霊も超人的な力を持っているのですが、死神を撃退したという話しは聞きませんからやはり宏助さんが倒した死神のように皆実力派なのでしょう。」
宏「あ、そっか。幽霊は死神に触れるんですよね。しかし、俺は田中さんのことは触れませんでしたが、死神は触れましたよ。」
明「そこなんです。幽霊や死神が見えたり、触れたりする例外の人々が世の中にはいます。世間一般では「霊感がある」と言われますが、要は霊に対しての近いなにかを持っているんです。霊感にも強弱があって、ぼんやりと気配を感じ取ることしか出来ない人もいれば、私のように意識すれば、見える、触れる、会話できる。という人も居ます。私以外にそんな人は見たことありませんが。」
宏「で、明さんがそういうことが出来るのは分かりますが、なんで俺まで・・・?」
明「宏助さんは、本質こそ幽霊ですが、目や耳は人のものなので、幽霊のことを見たりすることは普通は出来ません。でも、何故か私が宏助さんの近くにいることで、宏助さんは私と同じように幽霊に接することが出来るようですね。」
宏「その理由もまた不明ですね。ま、変な幽霊や死神からも明さんを護れる点では好都合ですけど。」
明「そうですね。あと、一回だけやったことがあるんですけど・・・・、私の右手と霊感が無い人が、私の左手が幽霊と、手を繋ぐことで、その霊感の無い人も幽霊の姿は見えず、触れなくとも、会話だけは出来る様になるんです。」
宏「へぇ、一体誰とやったんです・・・?」
明「それはですね・・・・・・」
ピンポーン
宏「お、麗さんが帰ってきた。ちょっと待っていてくださ〜い。(ドタドタ)」

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