外伝
ONEPIECE
1話 オレンジと人魚
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ゆらと踊る光の下には、未だ幼さの抜けない面立ちをした青年が、この部屋にある唯一の家具である豪華な椅子に腰掛けていた。
そして、その青年の両脚の間にひれ伏すようにしてうずくまり、青年の張り詰めた肉棒を頬張る魚の下半身を持つ一人の少女がいた。
「あぁ、気持ちいいよ・・」
青年は、満足気に少女に微笑むと、少女の新緑を連想させる緑色の髪を撫でた。
「ぢゅば、ふふっ・・あきちんが気持ちよくなってくれて嬉しいな♪・・れぁ」
少女は幸せそうに唾液で光る口を緩め、肉厚の唇で再度青年の肉棒を頬張る。
「えぇ、本当に気持ちいいですよ・・・・ケイミー」
この屋敷の主人である青年、九十九 秋人は、今自分の肉棒を咥える少女、ケイミーを眺めていた。
俺がこのワンピースの世界に来たのは、10才の時に、発現した九十九一族の血型限界で寺院に十分な食事が行き渡った後に、忍になった2年後。
当時12才の時、勃発した第三次忍界大戦に参加した、中忍になっていた俺は里から極秘書類を同盟国まで届ける任務を受け、単身戦地を駆けた、だがその途中、突如視界が真っ白に染まったかと思うと、俺は知らない森にいた。
混乱した頭で辺りを探索し、どうやら此処が人の住む島である事がわかった。
この島に住む人達に里に帰るすべを教えてもらおう、そう思い立った俺は、すぐに行動に移した。
だが得られた情報は、そんな名前の国は知らないという事、そして忍術を使う俺に悪魔の実の能力者か?という問い。
そして得た結論は、木ノ葉隠れに、大切な人達を残した場所に帰る事が出来ないというものだった。
幸い、グルメテーブルかけは、寺院に置いている為、食事には困らないだろう、だが・・・。
寺院には金が必要だった、孤児達の養育費の為に、弟妹達が十分な教育を受けられるように。
俺には、自分が兄弟を見捨てたのだという事実が重くのしかかった。
そんな俺を気遣ってくれたのは、島に住んでいた村人達だった、唐突に現れた見知らぬ、しかも悪魔の実らしき力を使う子供。
そんな俺は、不気味であり力を持つことから排斥されてもおかしくはないだろう。
だが彼ら、彼女らは俺を救ってくれた、動こうとしない俺の横に座り一人では無いと教えてくれた、家でご飯をご馳走してくれた時家族になろうと言ってくれた。
俺は段々と活力を取り戻し、猟師の真似をしながら日々を過ごしていた。
しかし、その日常も壊れてしまった、海軍の軍艦による襲撃があった為だ、村が襲撃にあった時、俺は村外れの山道を歩いていた。
唐突に聞こえた何かが破裂する音と空に上がる黒い煙、俺が瞬身の術を多様し村についた時には既に村は、村だった廃墟に変わっていた、そこからはよく覚えてはいない、気づ
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