第151話 COSUMOS
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・・話を続けてくれ。」
エルザさんの言葉にギンガさんは頷くと、
ギ「たぶん知っていると思うが、僕は有能な科学者で、全宇宙にある10の惑星を『光』に変えようとしたんだ。その時はとても荒れた時代だったからね。そこで僕は『ホワイトテンプラネット』を開発したんだ。出来栄えはまさに、『奇跡』そのものだったよ。」
フ「でも、自分の小さな過ちのせいで、『ホワイトテンプラネット』は『光』から『闇』なり『ブラックテンプラネット』になってしまった。」
フレイさんの言葉に、ギンガさんは悲しそうな笑みを浮かべてゆっくり頷くと、
ギ「『闇』になってしまった『ホワイトテンプラネット』・・・いや、『ブラックテンプラネット』は、僕の手では負えなくなってしまってね、500年前、僕の研究室があったこのコロールの森にある唯一の湖、『シャンダ』に封じたんだ。封印の解除法は、ノービリ家に100年に一度生まれる子供の魔法、惑星操作の能力と、失われた魔法の1種、怪物召喚。僕の調べが確かなら、この世で一番この魔法が使える魔道士がいないんだ。」
ウェ「それがトーヤさん・・・」
ウェンディさんの言葉にギンガさんは頷きます。それにしても、500年間も昔の魔力が消えていないなんて・・・ギンガさんの魔力は相当なものですね。
ギ「でも、その当時僕は自分の能力が代々引き継がれていくのを知らなかったんだ。だから、肉体が滅びた後でも、『ブラックテンプラネット』の封印を解く人間が現れないように、そして、その行為を止める人間が現れるまで、僕は500年間、見守ってきたんだ。このコロールの森の、僕の墓場からね。今日、その役目が終わった。」
僕達は笑顔で話すギンガさんに圧倒されています。
ギ「案の定、僕の孫の孫の孫の孫の孫の孫の孫の孫の孫までは、惑星操作の能力が存在して、自分が使えるなんて知らずにいたんだ。だけど・・・」
ユ「10人目の孫のスバルが、惑星操作の能力の存在を知り、その能力が自分にある事を知ってしまった。」
ショ「しかも、スバルは全宇宙を支配しようとするチェスと手を組んでしまった。」
ユモさんとショールさんの言葉にギンガさんは頷きます。
ギ「チェスもとても有能な人物だったんだ。あっという間に『ブラックテンプラネット』の封印の解除法と、封印場所を突き止めて、ここに隠れ家を建て、鎖の少女と言う名の闇ギルドを結成した。」
グ「そして鎖の少女を討つ事を知り、古い道化師と言う名の偽の正規ギルドに化けて、俺達妖精の尻尾と連合を組んだ。」
グレ
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