第151話 COSUMOS
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ぁ〜、自分1人だけで戦ったのは久しぶりだったから疲れちゃって。」
そういえば僕も、いつもウェンディさんとシャルルさんと一緒に戦っていましたから、今回の対決はいい経験になりました。その時、
全「!!!??」
全員同時にその場に立ち上がり、戦闘体勢を取りました。
ナ「な、何だ、この魔力・・・!?」
シャ「『ブラックテンプラネット』よりも莫大な魔力よっ!」
謎の魔力がだんだんはっきりしてきました。
ユ「こっちに向かってきてる・・・!」
エ「気を引き締めろっ!」
謎の魔力はどんどん僕達に近づいてきました。皆さんの額に冷や汗が浮かびます。その時、ガササッ。
全「!!!」
僕の目の前の茂みが音を立てて揺れました。そこから現れたのは―――――
全「え・・・?」
黒い髪の毛に黒い瞳、黒い眼鏡に水色のYシャツ、灰色のズボンに真っ白な白衣を着たどこにでもいる感じの極々普通の背の高い男の人でした。見た目は極々普通ですが、謎の莫大な魔力の正体はこの人で間違いないみたいです。エルザさんはその人に歩み出ると、持っていた剣の剣先を男の人の方に突きつけ、
エ「貴様、何者だ。」
エルザさんは真っ黒な怒りのオーラを放出します。後ろで僕達が青ざめているのは余談です。ですが、その人はあのエルザさんの真っ黒な怒りのオーラに驚きも青ざめもせず、しかも笑顔で、
?「落ち着いて下さい。僕は皆さんの味方ですから。」
全「???」
その人のほんわかとした笑顔に癒されて、僕達は戦闘体勢を崩しました。どうやらこの人は嘘をついてはいないみたいです。
リョ「・・・んで、お前は誰なんだ?」
?「立って話すのもなんですから、座って話しましょう。」
僕達は赤々と燃える火を囲みながら男の人の話に耳を傾けました。
ギ「まず、僕の名前はギンガ=P=ノービリ。先程君達が止めた、伝説の闇魔法、『ブラックテンプラネット』の開発者です。」
グ「何ッ!!?」
マ「嘘ォッ!?」
ハ「『ブラックテンプラネット』の・・・!?」
ト「か、開発者・・・!?」
僕達は開いた口が塞がりません。皆さんポカーンとしています。
ル「ちょ、ちょっと待って!『ブラックテンプラネット』は、500年前にこの森の唯一の湖『シャンダ』にギンガ=P=ノービリ本人が封じたはずよっ!それに、ギンガ=P=ノービリは、すでに死んでるはずでしょっ!?」
ルーシィさんの言うとおりです。
ナ「お前、やっぱり・・・!」
ギ「僕は嘘などついていない。僕の肉体は、とうの昔に滅び、今は思念体と同じようなものさ。」
ギンガさんの光の射した黒い瞳を見ると、とても嘘をついてるとは思えませんでした。
エ「・
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