暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
A's編 その想いを力に変えて
42話:フルボッコだどん!!
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トのペンダルフォルムを使用し、特殊魔法“旅の鏡”を発動する。
クラールヴィントの輪の間に、黒い光が出現する。

「捕まえ、たっ!」

それこそ、“闇の書の闇”の本体コア。

「長距離転送!」
「目標、軌道上!」

「「「転送!!」」」

さらにそこへユーノとアルフが魔法陣を展開。シャマルとの三人でコアをアースラ前へ転送する。








「コアの転送、来ます!」
「転送されながら、生体部品を修復中!は、速い!?」

アースラクルーのアレックスとランディが、“闇の書の闇”の現状を報告。それの通り、“闇の書の闇”は転送される中でも、再び自身の体を作り出そうともがいている。

「アルカンシェル、バレル展開!」

管制室で操作を始めるエイミィ。アースラの先端に三つの巨大環状魔法陣が展開され、その中心に光が集束される。

「ファイアリングロックシステム、オープン」

リンディが言うと同時に、目の前に三つの環状魔法陣と、立方体の形をしたものが現れる。

「命中確認後、反応前に安全距離まで退避します。準備を!」
「「了解!!」」

立方体の形をしたものにある鍵穴へ、リンディは赤い鍵を差し込む。それと同時に、立方体も赤く染まる。

そしてアースラの数キロ先に、“闇の書の闇”の本体コアが転送される。宇宙空間にいるにも関わらず、その動きは止まる様子ではない。

「アルカンシェル…発射!!」

リンディが鍵を捻り、アルカンシェルが始動する。アースラの先にあった光の球は、レンズのようなものを通し、本体コアへと放たれる。

その光は見事本体コアに命中し、宇宙空間にド派手な花火を打ち上げた。








『―――効果空間内の物体、完全消滅……再生反応…ありません!!』
「…ふぅ…準警戒態勢を維持。もうしばらく、反応空域を観測します」
『…了解…』

一先ず安心。それを感じられたエイミィは、息を吐きながら背もたれに体を預け、一気に力を抜いた。








『という訳で、現場の皆!お疲れさまでしたぁ!!状況、無事に終了しました!』

“闇の書の闇”の本体コア、消滅。その吉報は地上で奮闘した九人にも伝えられ、それぞれ仲間と喜びを共に表現する。
ある者は顔を合わせながら微笑み、ある者は自身の武器を仕舞い、ある者は深く息を吐きながら安堵し、ある者は友とハイタッチをして喜び……

その次の瞬間、突如として大きな爆音が響き渡る。

「っ!?」
「な、なんや!?」
「海岸の方から聞こえて来たけど…!?」

なのは、はやて、フェイトも含め、そこにいる全員がその音に驚き、発生源を探す。場所は大きな煙が立つ、海鳴の浜辺。

「この状況で戦
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