暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
A's編 その想いを力に変えて
42話:フルボッコだどん!!
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「…管理者権限発動」
『防衛プログラムの進行に、割り込みをかけました。数分程度ですが、暴走開始の遅延ができます』
「うん…それだけあったら、十分や」

白い空間に浮かぶはやては、“夜天の書”の管制人格―――リインフォースの説明を受け、目の前にある夜天の書を開く。
パラパラと捲られていき、あるページでそれが止まる。ずらりと文字が書かれる中、不自然な余白がそこにはあった。

「リンカーコア復帰。守護騎士システム、破損修復」

その余白をはやてがなぞると、そこに文字が刻まれる。そしてはやての周りに赤、ピンク、緑、青の光が現れる。

「おいで……私の騎士達…」








場所は海鳴海上。

なのは達が見つめる中、白く光る球体の周りに四つの魔法陣が展開され、次の瞬間には白い球体を中心に白い光の柱が海に突き刺さった。
その眩しさになのはやフェイト、ユーノ達は目を腕で覆い、光が収まるのを待つ。
そして腕をどかして見えたのは、白い魔法陣の上にある球体を囲むようにそれぞれの魔法陣に立つ、夜天の書の守護騎士―――ヴォルケンリッターの面々だった。

「―――我ら、夜天の主の元に集いし騎士」

最初に口を開いたのは、八神家一の戦闘狂(バトルジャンキー)であり、ヴォルケンリッターの将である、ピンクのポニーテイルが特徴の女性―――シグナム。

「―――主ある限り、我らの魂尽きる事無し」

次に言葉を発したのは、八神家一のダークマターの製作者であり、ヴォルケンリッターのバックアップの要、湖の騎士と呼ばれる金髪ショートヘアーの女性―――シャマル。

「―――この身に命ある限り、我らは御身の元にあり」

三番手は八神家一の無口であり、唯一の男、盾の守護獣と呼ばれる銀髪犬耳―――ザフィーラ。

「―――我らが主、“夜天の王”…八神はやての名の下に!」

最後は八神家一のろr(ゾクッ)…もとい、八神家の現末っ子、はやてのハンバーグが大好物である、ヴォルケンリッターの鉄槌の騎士、赤毛の少女―――ヴィータ。








「リインフォース、私の杖と甲冑を」
『はい』

リインフォースの返事と共に、はやてに黒い服が纏われ、目の前には先が剣十字となっている杖が現れる。





そしてそれをはやてが掴むと同時に、白い世界は砕け散り、海鳴海上にはやての姿が黙視される。

「はやてちゃん!」
「はやて!」

声を上げるなのはとフェイトにはやては微笑み、杖を高々と掲げる。

「夜天の光よ、我が手に集え。祝福の風・リインフォース、セーット・アップ!」

はやてのかけ声と共に、はやての騎士甲冑が展開される。
ヴォルケンリッターのそれぞれの甲冑の一部を取り入れ、騎
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