第150話 Mars
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ナ「んーーーーー・・・無いな。」
ハ「あい。」
俺はハッピーと空から『ブラックテンプラネット』を探してるんだけどよ・・・全然見つからねぇんだ。空からなら簡単に見つけられるって思ったんだけどな〜・・・
ナ「ハッピー、一度下に下りようぜ。」
ハ「あい。おいらも休憩したかったんだ。」
俺達は森の中に下りた
ナ「しっかし真っ暗だなぁ〜。」
ハ「お化けとか出たら面白いよね。」
ナ「うらめしやぁ〜ってかっ!」
ハ「あいっ!あ、でもトーヤのお化けがいるね。」
俺とハッピーがお化けみたいに「うらめしやぁ〜」と言い合っていると、
ナ&ハ「!」
背筋がゾワッとする魔力を感じた。な、何だ、この魔力・・・?すげぇ〜でけぇ〜・・・・
ハ「ナ、ナツ・・お化けよりも、怖いよ・・・」
ハッピーが俺の腕にしがみ付く。魔力を感じる方に歩いて行くと、赤く光り輝く火(?)が宙を漂っていた。
ナ「うまそうだなぁ〜。」
俺が手を伸ばして炎を食おうとすると、
ハ「ナツ!それ火じゃないよっ!『ブラックテンプラネット』だよっ!」
ナ「なぁぁぁにぃぃぃぃぃっ!?火じゃねぇのかっ!」
ハ「それどころじゃないよ。『ブラックテンプラネット』なんだよっ!」
これがか?ん?何だこれ?『ブラックテンプラネット』の中に、何かが写っている。ハッピーと一緒に見ると、球体形の何かが写っていた。
ハ「ナツ、これ火星だよっ!」
ナ「ん?化石?」
ハ「か・せ・いっ!『ブラックテンプラネット』が支配しようとしている10の惑星の1つだよ。太陽系の第4惑星で、伝説では、軍に強い神の聖地だと言われてて、『軍の惑星』って呼ばれてるらしいよ。」
・・・ハッピー、お前何でそんなに火星について詳しいんだ?
ハ「この前、リョウが教えてくれたんだよ。」
あいつ変な雑学知ってるんだなぁ〜。
ナ「よしっ!これをぶっ壊せばいいんだな。」
ハ「あい。でもナツ、『ブラックテンプラネット』は伝説の闇魔法だよ。あまり手荒なやり方で止めても・・・」
ハッピーにしては珍しく冷静な判断だな。
ハ「ナツが冷静じゃなさすぎるんだよ。」
その時、『ブラックテンプラネット』の赤い光が輝きを増した。
ナ「ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」
俺はあまりの眩しさに目を覆った。
ハ「ナァァァァァツゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!」
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ナ「・・・ど、どこだここっ!?」
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