第149話 Sun
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マ「う〜〜〜ん・・・どこにもないなぁ〜。」
私は今、フレイと一緒に空から『ブラックテンプラネット』を捜している。あんなにキラキラ輝いていたから、空から捜した方が見つけやすいと思ったんだけど・・・
フ「ほとんど無意味な捜し方だったな。」
マ「それを言わないのっ!」
フ「とにかく、下に下りるぞ。」
私とフレイは暗い森の中に下りた。いつの間にか、空には金色に光り輝く満月が昇っていた。
マ「皆はもう、『ブラックテンプラネット』を止めたのかな?」
フ「さぁな。でも、全員がバラバラになってからもう3時間以上は経っているんだ。たぶん、ほとんどの奴は止めてると思うぜ。」
そっかぁ〜。もう3時間も経っていたのか・・・急がないと、宇宙が・・・!そう思ったその時、
マ&フ「!」
私とフレイの目の前を、オレンジ色に光り輝く『ブラックテンプラネット』が宙を漂いながら通り過ぎていった。私とフレイは顔を見合わせると、
マ&フ「ま、待てぇぇぇーーーーー!」
『ブラックテンプラネット』を追いかけた。案の定、『ブラックテンプラネット』は移動するのが遅くて、私とフレイはすぐに追いつく事が出来た。
マ「フレイ、これを止めればいいんだよね?」
フ「あぁ。ん?マヤ、『ブラックテンプラネット』に、何か写ってねぇか?」
マ「えっ?どれどれ?」
『ブラックテンプラネット』が近づいて見てみると、フレイが言ったとおり、『ブラックテンプラネット』に何かが写っている。そこに写っていたのは―――――
マ&フ「た、太陽ッ!?」
赤々と灼熱の炎を纏った巨大な太陽。見ているだけで熱いっ!
フ「この『ブラックテンプラネット』は、太陽を支配する事が出来るんだな。」
マ「私がこれを止めればいいんだね。でも、どうやって止めるの?」
フ「俺が知る訳ないだろ。」
だよねぇ〜。腕組をして考えていると、突然『ブラックテンプラネット』のオレンジ色の光が輝きを増した。
マ「えぇぇぇ〜!?なになになにぃ〜!?」
私はあまりの眩しさに目を瞑った。
フ「マヤァーーーーーーーーーーッ!」
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マ「・・・あ、あれぇ〜!?」
目を開けると、私はコロールの森ではなく、摩訶不思議なオレンジ色の空間の中で、ふわふわ漂っていた。
マ「あ、あれ?フレイ?」
さっきまで隣にいたはずのフレイがどこにもいない。
マ「フレイーーーッ!どこぉーーーーーっ!」
フレイの名前を叫んでも、フレイの声は聞こえない。摩訶不思
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