第12話:心ない言葉に心は傷つく
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スドー君が俺に寄り添い、温かい瞳で慰めてくれた。
そうだよね……今はまだ活躍してないけど、ラインハットに行きヘンリー誘拐を阻止すれば、俺の評価も上がるよね!
だって俺には、チロルとスドー君がついてるんだもん!
「大丈夫だよチロル……ありがとうスドー君。俺は大丈夫だから……二人が居てくれれば勇気100倍だから」
柔らかいチロルを抱き上げ、堅いスドー君の身体に頭を付け、二人の存在を強く感謝する。
「あ、あのぅ……凄いじゃん! アルスってば二人に凄く好かれてるじゃん……だ、だからかなぁ……私たち妖精を見る事が出来たのは!?」
泣きそうな俺を見て、ベラが一生懸命フォローする。
俺が聞き出した事だからベラに対して怒りはないし、そんなに気にする必要はないのだけど……
「ありがとうベラ……」
俺はベラの心が嬉しくて、彼女の身体に抱き付き礼を言う。
しかし……彼女の心地よい香りと柔らかさに、思わず理性を失ってしまい、彼女の胸に顔を埋め頬摺りしてしまった。
「きゃぁエッチ!」(ゴスッ!)
勿論そんなセクハラ行為を彼女は許すはずもなく、力任せに後頭部を殴られ地面とディープなキスをする事に……
「シャァー!!」(ズズズズズッ)
それを見たチロルとスドー君が、完全威嚇体制でベラに迫ってゆく!
「ちょ……私が悪い訳じゃないわよ!」
その通り、ベラは悪くない。スケベ心が勝ってしまった俺が悪い。
「やめてチロル、スドー君! 俺が悪いんだ……思わずベラの胸に顔を埋めちゃった俺の所為なんだ!」
慌てて起きあがり二人を押さえ込む。
まだ後頭部がズキズキするけれど、二人にベラを攻撃させる訳にはいかないからね。
だって、彼女のギラは便利だもん!
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