暁 〜小説投稿サイト〜
こんな私(俺)の物語
第一話 TSですかスキマですか
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、必死で向かう。そしてそのベッドに潜り込む。こうして俺は、初のスキマ体験をしたのだった。そのあと?疲れて寝たよ。      
       
   
       翌々日


目が覚めた。昨日みたいなカオス空間にいるわけでもなくいつもの天井が目にはいる。・・・ハア。目の前に手を伸ばし念じる。すると空間に横一線の黒い線がはいる。両端はリボンで結ばれている。そしてガバッと開き、中を覗くと昨日の目玉だらけのカオス空間が広がっていた。


・・・スキマだよなぁ。コレ。とうとう俺はゆかりんになったか。違う点は、妖怪じゃなく人間だと言うことと、若いということか。まあ、それはどうでもいい。

『ゆかりはきょうかいをあやつるていどののうりょくをてにいれた』

・・・電波?待て、俺はそこまで電波ではない。でも結局境界を操る程度の能力をてにいれちゃったよ。何段か段階飛ばしてるけど気にしない。とにかく。コレで暇潰しができた!     


      時間経過・・・


小学生になりました。幼稚園?ずっとボッチでしたが?なまじ転生者。しかも超高スペックの頭脳。まあつまり、上手くコミュニケーションが取れなかったんだよ。教室で自由時間。元気な子供は色々な人に話しかけて少しずつコミュニティが出来て来ている。勿論日本人の学校だ。金髪の俺は、それはもう浮いた。おまけに、他者と違う点があると、それを理由に子供の純粋で残酷な言葉が降りかかる。変な髪の毛!とかならまだいい。ただ手を出してくる輩もいた。具体的には髪の毛掴んで引っ張るんだよ。痛いことこの上ない。まあ、抜ける前に手首を捻ったが。こんなわけで、俺は孤立した。別に友達が欲しいとかそんなことは思わなかったが、鬱陶しい。
孤立するのは別にいい。むしろ、読書などに集中できる。他のクラスにも髪の毛の色が黒くないやつもいたが、そいつは・・・まあ、Hだから仲良くなっていた。あと近くにいると涼しい。何故に。

ここからが本題だ。俺はボッチだが。このクラスにはもう一人ボッチがいる。小耳に挟んだ程度だが、その子が生まれてから原因不明で急に家族が死んでしまったらしい。入学式の時も、他の親があの子には近づくなと言っていた。俺の親?知らない。鼻血を出しながらその鼻血で汚れたレンズを拭いていたムッツ○ーニなんて知らない。母さんはスマホ、デジカメ、本格的カメラで撮っていた。色んな場所から。監視カメラまで使ってたよ。こっちもムッツ○ーニか。
おっと。本題からずれた。孤立している子の名前は西行寺(さいぎょうじ)幽々子(ゆゆこ)。我らがゆゆ様である。この頃からピンクっぽいヘアーだったのか。うん。普通に可愛い。女子が妬む理由も分かる。パルパルと聞こえなかったのは幸いだ。
能力を手に入れた影響か、俺は正常と異常を見分けられるよう
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