第七話 赤の王と妖精王
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ず何処か集まれる場所無いかな?出来れば…お兄ちゃんのとこのレギオン全員集まって貰えたら助かるんだけど……」
「だってさ、じゃあ【シルバー】君」
「は、はい……」
「俺の部屋は君のとこの最上階のエレベーター降りて左に行って2つ目のドアだから」
「分かりましたタクと先輩には伝えておきます」
「なら【オレンジ】は俺が呼んでおこう。あいつなら直ぐに来るはずだからな。さて、行くぞ【スカーレット】、そうだ肩車してやろう」
「えっ、恥ずかしいよ……」
「問答無用!」
俺は素早く【スカーレット】の後ろに回り足の間に頭を通し担ぎ上げた
「キャアア!私今日スカートなんだよ!見えちゃうよぉ……」
スカーレット・レインこと上月由仁子は顔を真っ赤にしスカートの裾を抑えていた
「俺の頭があるから見えんだろ」
「うう……お兄ちゃんからだと見えるでしょ?」
「見たいとも思わん小学生のパンツなんぞな」
「お兄ちゃんのバカ……私がお兄ちゃんの事好きなの知ってるくせに」
「俺はロリコンじゃないからな、小学生に手は出さん」
「むー……絶対にお兄ちゃんが手を出したくなるような女の子になるもんね」
「その時までお互いにBBがあればいいがな」
「………」
俺は【スカーレット】を見上げ
「まあ、そんな悲しそうな顔すんなや」
とだけ言った
「……うん」
「あと、白なんだな今日」
「〜〜〜///?お兄ちゃんのバカァァァア?」
パシーン
「で、何時まで猫かぶってるつもりだ?もう俺の家なんだが」
「だってお兄ちゃんがこっちの方がいいって言ったし……」
「今俺が会って居るのは上月由仁子じゃなくて赤の王である【スカーレット・レイン】だろう?普段の口調でいいよ」
俺がそう言うと
「うっ……分かったよ、これでいいんだろアニキ」
「そーそー、ココアでいいか?」
「ああ、アニキのココア美味いんだよな〜」
「熱いから火傷しないように飲むんだぞ」
「へいへい…あちち」
「ほらみろ言わんこっちゃない……」
「やけろしたぁ……(火傷したぁ…)」
「そろそろあいつらも来るぞ」
「うん…」
ピンポーン
「お、来たな」
「お、お邪魔します…」
「レイン、はいこれ。ポテチ買って来た」
「やはり赤の王は既に居るようだな。王がリアルを晒すとは余程の事があるのだろう」
「らしいな。靴は脱がなくていいぞ」
「あ、はい。って広っ?」
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