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その言葉に、カナはこくっと頷いた。
「ハッピー!」
「あいさー!」
「エルフマン!俺達も乗り込むぞ!」
「おっしゃーっ!」
「ルー!行くぞ!」
「うん!」
「なら私もっ・・・!」
ティアが5人の後を追おうとするが、それをクロスが止める。
「クロス」
「姉さんはこっちで守りに徹しよう。その傷で戦うなんて無茶だし、これ以上俺を心配させないでくれ」
「・・・仕方ないわね、解ったわ」
不服そうにティアが頷く。
乗り込んでいくナツ達を見送りながら、クロスは溜息まじりに呟いた。
「・・・仕方ない。ドラグニル達に美味しい所はあげるか・・・だが」
キラッと群青色の目が光る。
右手を開くと、そこから黒く銀色の装飾が施された剣が現れ、クロスはそれを掴む。
その切っ先を、向かってくる幽兵達に向けた。
「俺達は全力で家を守り抜く!行くぞお前達!」
「あぁ!」
「うん!」
「おうよ!」
「はい!」
クロスの言葉に、ライアー、サルディア、スバル、ヒルダも戦闘態勢をに入る。
「ロキ!私達も守りを固めるよ!」
「あぁ」
それに並び立つようにカナとロキも戦闘態勢を取る。
「・・・」
一方、ルーシィはその様子を不安げに見ていた。
そんなルーシィの腕をミラが掴み、引っ張る。
「ルーシィ!こっちに来て!隠れ家があるの!戦いが終わるまでそこにいましょ!」
「でも・・・あたしも皆と戦わなきゃ!あたしのせいでこんな事になってるんだ!」
しかし、ルーシィはそれを振り解く。
「違うわよルーシィ。誰もそんな事思ってないの。やられた仲間の為、ギルドの為、そしてあなたを守る為・・・この戦いには、皆誇りを持ってるのよ」
ミラの言葉にルーシィは俯く。
「だから言う事を聞いてね」
「わっ・・・あ・・・」
するとミラは眠りの魔法をルーシィにかける。
それを直でくらったルーシィはすぐに眠ってしまった。
「リーダス!ルーシィを『隠れ家』へ!」
「ウィ!」
リーダスはすぐさま自分の魔法、絵画魔法を駆使し、腹に馬車を描く。
そしてそれを実体化させた。
「お願いね」
「ウィ!」
ミラに言われたリーダスはルーシィを抱え、隠れ家へ向かっていった。
(私は・・・今の私には戦う力はないけど・・・仲間は必ず守ってみせる!)
その意志を胸に、ミラは変身魔法でルーシィに変身した。
「くはー!びくともしねぇ!」
「やっぱり内部から壊さなきゃダメじゃないかな」
一方、ナツはジュピターを破壊しようとしていたが、外側からでは全く壊れない。
拳で殴っているが、ヒビ1つ入
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