第十一章
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な」
警部は二人の言葉を聞いて納得した。彼等の以前の仕事を知っていたからだ。
「済まない。詰まらないことを言ったな」
「いえ、お気遣いなく」
「それでは入りますか」
「うむ」
二人は警部に案内あれる形でその地下室に入った。そこは解剖室であった。
「もう解剖は今日は終わっていてな」
「はい」
二人は警部の説明に応えた。
「とりあえずおおよそのことがわかっただけだ」
「紐のことと血のこと、そして内臓のことですか」
「そう、大体そんなところだ」
暗い部屋の周りには様々な医療器具や機械が置かれている。三人はそれに気を着けながら中央にあるベッドを囲んだ。
そのベッドには白いシーツがかけられていた。警部はそのシーツに手をかけた。
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