奮闘記
第三次忍界大戦
2話 第三次忍界大戦U
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の方向だけでも教えていただけないでしょうか。」
その女は、陶器のような白い鼻筋に青い瞳を持つ美女であった、そして遭難をしたというのは本当の事なのか、彼女の服は土に汚れ所々破れてしまい、その柔らかなおっぱいや美味そうな尻が丸見えだった。
女は男達の視線に気づくと、そっと、頬を染め伏し目がちに視線を落とした。
「あ、あの・・。」
女はもう一度問い直そうと口を開くも、その口はもう質問を繰り返せなかった。
「えっ、いや!、なにをするんですか、いやぁ・・むぐぅ」
男達は群がる様に、女を押し倒し服を破る様に脱がしていく、乱暴に男達の視線に晒されたおっぱいは、寒さの為か、恐怖の為かピンッと桜色のてっぺんが自己主張をしていた。
「やめ・・・・んはぁ!!・んっ・あっ・あっ・あっ」
女は羞恥と屈辱に歪む表情を浮かべながらも、男達の欲望に染まっていく、その陶器のような肌に赤い指の後を残しながら。
そしてそんな、4人の影を見つめる瞳があった。
◆◇◆
私は、太い枝に身を隠しながら眼下の岩隠れの忍達を監視する。
男達の話し声を聞きながら、腕時計を確認する。
「(そろそろ時間ね。)」
私は、時間を確認すると印を結ぶ。
――幻術・幻妖人の術
この幻術をかけられた人間は、指定した条件を満たす無機物を妖艶な美女に思い込む。
指定した条件は人型である事、つまり
「(熊手の操る起爆札付きの傀儡よ。)」
そして岩隠れの男共が必死に腰を振っている傀儡から伸びる糸の先には、熊のような大男がいた。
今回この術を使用したのは、前情報で仕入れた腕利きの忍に異変を感じさせずに、増援を防ぐ為。
私が術を解くまでこの男達は傀儡相手に欲情し続ける。
「(以外な術を会得しているわよね。)」
あの大男はどう見ても力で押し込むタイプにしか見えないのに、
私はゆっくりと微笑むと、1人別行動を取る思い人を案じる。
数十分後、静寂の中に爆発音が響いた。
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