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インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第21話「クラス対抗戦」
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なもんだろ。」
ケイン&シャノン
「『いや、だからそんなことで避けれるのは(あなた達くらいよ)お前らくらいだって』」
いやいや、他にもやりようはあるだろ。
スモークを撒いて空間圧縮を見えるようにするとかセンサー弄ってエネルギー数値の上昇を確認したら相手の思考を読んで避けるとかさ。
「クスクス」
「ヤダーオリムラクン」
「コレダカラオコトッテ…」
おいおい、そこの1年生。
切りかかった織斑がぶっ飛んだのを見て「操縦ミス?」「あるいはギャグ?」って笑ってるが、お前らちゃんと何が起きてるのか理解してるか?
4組や一部の1組の生徒みたいに記録するなり、考察するなりしろよな。
後悔するのはお前らだぞ?
鏡也
「やれやれ、結局対抗戦の趣旨を理解したのは4組と1組だけか…」
ケイン
「けど、これからどんな風に挽回するのか楽しみでもあるだろ?」
毎年あるパターンなんだがな。
後悔しまくったあと、次の対抗戦に向けてデータを集めたり、対抗策を練ったりな。
さて、織斑はどんな対抗策を練ってきたのかな?
なにせ
白式
(
あの機体
)
には
拡張領域
(
パススロット
)
の容量がほとんど埋まってて雪片弐型しか入ってないからな。
そんな状態で戦うのは余程の腕が無い限り厳しいだろう。
ならばどうするか?
拡張領域
(
パススロット
)
を弄って容量を増やす?
んなこと、入学したばかりの普通の生徒にはまず無理だ。
別の機体、打鉄やラファールに乗り換える?
専用機に慣れ始めた織斑少年にとってそれは無謀に等しい。
まして量産機で専用機に勝てるような技量を織斑少年が持ってるはずがない。
相手の武器を奪って使う?
不可能ではないが、奪ったとしても
使用承諾
(
アンロック
)
がかかってるから銃系統は使用できない。
まぁ、鈍器くらいにはなるか…。
残る方法は出来る限りの技量を伸ばすのと相手のことを調べ尽くすこと。
これが
1年1組
(
あいつら
)
が出した案で決まった方針みたいだな。
あとは、織斑少年が
あれ
(
クラス代表選
)
からどれまで成長したかだね〜。
さてさて、どう来るかな?
ケイン
「お、何やら織斑が仕掛けるみたいだぜ」
鏡也
「見たいだな」
恐らく
瞬時加速
(
イグニション・ブースト
)
だな。
過去の戦闘記録を見てオルコットか織斑先生、山田先生の誰かに聞いて教えて貰ったってところか。
基本的に教員はクラス対抗戦に手を出してはいけないが、生徒に頼まれて技術を教える程度なら許容範囲だからな。
まぁ、やりすぎると他の教員にあまりいい顔されないけど。
にしても、
瞬時加速
(
イグニション・ブースト
)
と零落白夜を組み合わせた一撃必殺を選んだか…。
習得期間からして付け焼
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