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IS 〜インフィニット・ストラトス〜 日常を奪い去られた少年
第13話
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と俊吾は思ったのでシャルロットに聞くことにした。
「なぁ、シャル。こういう水着ってフランスとかじゃあんまりないのか?」
「え?ううん、別にそういうわけじゃないけど、日本の方が繊細に作られてるだよね。しかも、デザインも結構いいし」
なるほど……。流石はメイドインジャパンなのか。と思ったが、基本的に海外で生産してるから厳密に言えばメイドインジャパンではないのか。結局、支配人は日本人だから大差ないけど。
「う〜ん、俊吾。どっちが良いかな〜。この二つが最終候補なんだけど……」
シャルロットは両手に水着を持ってそう言った。右手には水色のビキニタイプの水着。枠に濃い目の青で縁どられ、シャルロットの金髪に映え良く似合いそうだ。左手には上は黄色を主とし、黒で縁どられ、下は黄色と黒のストライプのビキニだった。こちらはこちらで、シャルロットに良く似合いそうだ。
……まぁ、何というかどっちも露出高いですね。ビキニの時点で仕方ないんですが、何とも言えないっす。…………と言うか、俺に選べって何というか性癖を晒すようで忍びないんですが……。まぁ、買い物終わるなら選ぶか。
「俺は……水色のほうがいいと思うけど」
「そっか……じゃあ、こっち買うね」
そう言ってシャルロットが持っていったのは、黄色のビキニだった。
「って、俺とは逆の方かよ!」
「え、だって、俊吾、さっき自分でセンスないって言ったでしょ?だから、こっちにするの」
え〜、理には適ってるかもだけど、それってどうなん…………。そんな事言われるとダメージが凄いんだけど……。俺、泣いちゃうよ?
「ふふ……嘘だよ」
そう言うと、シャルロットは水色の水着を取ってレジに向かった。
「ちょっと、意地悪しただけだよ。ごめんね?」
「……そういう冗談はやめてくれ。結構、本気で傷ついた」
「ホント、ごめんね?でも、俊吾の困る顔見たかったんだ」
いや、それはどうなんだ。人の趣味をとやかく言うつもりはないけど、それはどうなんだ。……まぁ、いっか。
「別にいいけどさ。と言うか、試着しなくていいのか?サイズ合わなかったら大変だろ?」
「う〜ん、大丈夫だよ。多分だけど」
「…………良いのかよ、それで」
「うん。あ、もしかして、僕の水着姿見たかったの?」
「いや、まぁ、見たいかと言われたら見たいけど……」
あ〜、俺何言ってるんだよ。これじゃ、ただの変態じゃないか……。
「そっか……。じゃあ、臨海学校までのお楽しみにしててね」
そう言ってシャルロットはレジに向かっていった。
「……さて、さっさと退散するか」
何というか、色々精神的に辛い。早く抜けるに越したことはない。
そう思い、歩き出すと、何
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