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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic10 対決!ディザードVSデスザード
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い灰が舞い込み、デスザードの体を包み込んだのである。
その灰はデスザードを軸にらせんを描いて渦巻き、漆黒の壁を形作る。
ディザードは黒い灰に一瞬ひるんだが、迷う事なくヴァルムンクをデスザードに向けて振り下ろし、勝負を決めようとした。
だが。
ガキィィィィィンッ!!バチィッ!!
光の刃は漆黒の壁にさえぎられ、弾き返されたのだ。
最初は何があったのか全く知らなかったデスザードであったが、やがてその漆黒の壁から何者かの意志を感じ取り、ようやく全てを知った。
そう…先程サヤカの攻撃により撃破されたパワードタイガーが、デスザードを守るべく灰となってもなおディザードの前に現れたのである。
あの時ベルフェゴールと交わした約束を守るために…。
ゼロ、ベルフェゴールとの約束は守ったぜ…。
そして灰は役目を終え、風に乗っていずこかへと飛び去っていった。
まるで、鳥かごから解き放たれ自由を得た鳥の様に…。
灰を見送り再びディザードと向き合ったデスザードは、ティルウィングを魔法陣に収納するとカラミティドラゴンの声で話し始めた。
『今回は体を慣らすための軽いウォーミングアップだ、次に会った時は万全の体制で貴様を倒す。』
「その時は、私も遠慮なく戦いますよ…人々の平和を守るために!」
そしてデスザードは暗黒のオーラと共に姿を消した。
戦いを終え変身を解除したエリカは、青空を眺めながら改めてデスザードの実力を思い知る。
強い…確かに、デスザードは強い。
私ももっと精進しなくては!
そんな固い決意を胸に秘めたエリカの体を、風は穏やかに過ぎていった。
丁度その頃、城北町の森林で新たな異変が起ころうとしていた…。
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