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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic10 対決!ディザードVSデスザード
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ブンブンと振り回して構えた。

「また新しい武器が!?」
『エリカちゃん、気をつけて!… あれは、ヴァルムンクと威力を二分する剣、ティルウィングだ!!』
「ティルウィング…噂には聞いていましたが、あれがそうなのですか!」

DZナイトスタイルはクィーンガーダーを構え防御しつつ、キングスソードに少しずつ魔力を蓄積させデスザードの出方をうかがっていたが。

『…甘い!!』

シュッ!グワアァァァァァン!!

何と、デスザードが片手でティルウィングを振り下ろしたかと思うやいきなり遠方から斬撃が繰り出されたのである。
ディザードはクィーンガーダーで防御するものの、かなりの衝撃がガーダーに伝わり姿勢が崩れてしまった。
幸いにもガーダーやDZナイト自体は無傷であったが、たった一振り…しかも片手で繰り出してこれだけの威力を発揮するティルウィングは、なかなかあなどれない剣である。

「…ッ!」
『エリカちゃん、大丈夫?』
「な、何とか…。」

がデスザードの追撃の手はゆるめず、一瞬で消えたかと思うとディザードの目の前に現れ、追撃の一太刀を加えてきたのだ。
DZナイトもそれに反応してクィーンガーダーで防御、キングスソードで迎撃するが相手はヴァルムンクと互角のティルウィングである、
そう簡単に牙城を崩せる程甘くはない。
高速の斬撃VS伝説の魔剣の戦いは、互いに精神と体力を消耗し、更に続いていく…。

かたやサヤカはと言えば、とても年寄りとは思えない健脚と体力でホムンクルス三人を翻弄(ほんろう)し、休む事なくディザーソードガンで砲撃を続けていた。
パワードタイガー達も攻撃を仕掛けてはいたが、あまりの素早さと銃の正確さに手こずり実力の程を見せつけられ、地団駄を踏むばかり。
とここで、さすがに攻撃がワンパターンだと感じたサヤカは、一気に勝負を決めるべく狙いをパワードタイガーに絞り、右手のリングを新しいリングに変更しディザーソードガンをソードモードに変形、手形を展開した後魔法を発動させた。

「一気に決めるぞい!」
『カモン・タッチング・スラッシュ・ゴー!…プロミネンス!スラッシュ・ストライク!!』
「多少威力は大きいかも知れんが、やむを得ん!」
『なっ、あれは…うおぉぉぉぉッ!!』

サヤカの前に魔法陣が現れ、そこから繰り出された斬撃により巨大な龍を模した炎がパワードタイガー目がけて放たれ、一気に飲み込んでゆく。

ゴガアァァァァァン!!

パワードタイガーは大爆発を起こし、この世界から消滅した。
すると、燃え尽きたと思われていた肉体は灰になってもなおその場に渦巻いており
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