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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic10 対決!ディザードVSデスザード
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が辺りを見回しながら慎重に武器を構えると、二階のフロア奥から何者かが武器を構えてゆっくりと歩いて来る音が聞こえた。
二階はすでに避難済みなのか誰もおらず、足音だけが静寂なフロアに響き渡る。
カッ、…コッ、…カッ、…コッ。
三人は足音が急に止んだ事を確認し、二階を登りきり足音のした方を向くと…そこには白いローブをまとった魔法使いが、ディザードの物とそっくりのディザーソードガンを手に立っていた。
そう、エリカの叔母…通称「白い魔法使い」こと天王寺 サヤカである。
普通なら会長の仕事で忙しいはずのサヤカが、なぜここにいるのか?
実は、エリカが負の力の流れをたどってここに向かっていた頃、サヤカも『エーテル』本部で同じ負の力の流れを感じ、すぐさまテレポートリングで移動してパワードタイガー達を待ち伏せていたのだ。
「やはりあんた達の仕業かい。もう少し他人の迷惑を考えんか、このバチ当たりが!!」
『そんなの俺達の知った事じゃねえ!のされたいのか、この白マント!』
『また魔法使いでヤンス…もういい加減にしてほしいでヤンスよ。』
『…しかし気を抜くな、あの老人は結構な切れ者と見た。油断するな!』
『とどのつまり、戦えと…わかったでヤンス。こうなれば誰だろうと構わない、当たって砕けろでヤンス!』
パワードタイガーはサヤカに向かって吠え立て、チェーンコブラは頭を抱えてげんなりとしていたがスパイクディアーに励まされ、何とか立ち直っていた。
ここで負ける訳にはいかない…ベルフェゴールとの約束を果たすため、三人は腹をくくりサヤカに向かって一斉攻撃を開始した。
『えぇい、戸惑っていてもらちが開かない!二人とも、いくぞ!』
『『了解!』』
「ふん、かかって来なさい。逆に叩きのめしてコテンパンにしてやるよ!!」
まず先にチェーンコブラが腕に巻き付かせてあったロングチェーンをサヤカに繰り出し、続いてスパイクディアーの技…全身のスパイクを敵に放つニードルシャワーでゴリ押しし、最後にパワードタイガーの大剣でフィニッシュする…はずだった。
実際にはロングチェーンもニードルシャワーも全て紙一重でかわされ、大剣による一撃もサヤカがディザーソードガンをソードモードに変更する事で対応され…おまけに。
「そぅれ、これでもか!」
『ボム…ワォ!』
『『『ぎゃーすッ!!?』』』
「ほれ、どうしたどうした。そんな事で伸びてるんじゃ情けないぞい!」
逆に三人がボムリングで丸焼けになり、情けなく大の字になって焦げていた。
その頃、ディザードとデスザードの戦いは更にヒートアップしていき、両者共につばぜり合いをしながら空中高くジャ
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