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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic10 対決!ディザードVSデスザード
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間抜けではありません!変身!!」
『ディザード…プリーズ!ディーディー、ディーディーディー!!』
「イッツ…ショータイム!」

ディザードの登場にいきり立ったチェーンコブラとスパイクディアーは更に興奮し、チェーンコブラが『現れたでヤンスね!!』と意気がりながら己の得物…コブラ型のロングチェーンを振り回し攻撃しようとしたが、パワードタイガーは二人の前に立ちふさがって待ったをかけた。
チャンスを潰されたと誤解した二人は、パワードタイガーに抗議するが。

『何をするでヤンスか!?』
『…無礼な!!』
『まぁ待て、ここはあの魔法使いにまかせよう。お手並み拝見、ってやつだ。』
『えっ、あの魔法使いが?あっしら達の味方!?…絶対反対でヤンス、いやな予感しかしないでヤンスよ!』
『…私も同意だ。とてもではないが、信じられん!』
『まぁ…信じたくないとは思うけどな。しかし、これは事実だ。そんなにあの魔法使いの事が心配なのか?』
『そうでヤンスよ、あんな訳もわからぬ魔法使いに後をまかせて、本当に大丈夫か保証できないでヤンス!!』
『やはりここは我々が戦わねば、どうしても割に合わない。』
『むぅ…。』

それでも戦いたいと喰い下がる二人に、パワードタイガーも二人の気持ちがわからなくもなかった。
光あふれる世界を手にし、荒れ果てた異世界から脱出したい…それは全てのホムンクルスの夢であり、切なる願いでもある。
しかしディザードや世界各地にいる魔法使い達により多くの同士が消され、異世界にいる残り少ない同士もベルフェゴールが来なければ完全に滅んでいた。
だからこそ、何とかして竜の魔法使いを倒し(うれ)いを除かなくては…と思い二人は覚悟を決めてパワードタイガーの元にやってきたのだ。
それを見ず知らずの魔法使いに出番を取られ、溜飲(りゅういん)が下がる訳がない。
そもそも彼らにとって魔法使いは敵であるるため、そう簡単には信用してくれないだろう。
だがそれでも、パワードタイガーはあの魔法使いを信じてくれと言い、更に説得を続けた。

『大丈夫、あいつは…きっと勝つ!勝って、俺達の願いをかなえてくれる!だから信じてくれ!!』
『…そう言われてみれば、あの魔法使いから出ている魔力は ケタ違いに強力でヤンス。』
『そりゃそうだろう、何故ならあの魔法使いには俺達の主…カラミティドラゴン様が力を貸しているからな。』
『えぇぇぇっ!あのお方が!?それなら負ける事は絶対あり得ないでヤンスよ!』
『…ほぅ、あのお方が!ならば、私も信じよう。』
『ありがとな、二人とも。…さぁ行こう!』

カラミティドラゴンがデスザードに協力している事を知り、ようやく理解
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