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銀色の魔法少女
第四十七話 夢の終わり
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リイン、フォース?」

 彼女が、リインフォースが訳がわからないといった顔で私を見つめる。

「そや、祝福の風・リインフォース、もう闇の書とか呪いの魔道書なんかじゃない、今からあなたはリインフォースや、誰が何といようと異論は認めへん!」

「主……」

「ほら、リインフォースも手伝って、今から防御プログラムの暴走を止めなあかんからな、忙しくなるで」

「しかし、今の状態では管理者権限の使用は「大丈夫や」、え?」

 目が覚めた時から感じていた、たくさんの暖かな気配。

 リンカーコアを蒐集して手に入れた広範囲の探査能力でわかる。

 その中に突出して強い人が二つ。

 そして、その二つを防御プログラムは危険視している。

「たぶんやけど、この人らなら止められると思う、だから」

 私の真下にある魔法陣が、輝きを強める。

「その手助けになることを、精一杯頑張ろうか!」
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