第146話 Neptune
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けだっ!守護神がそんなんでどうすんだよっ!?お前は海王星を闇から永遠に守り抜いていくんだよっ!神が、『闇』なんかに、負けんじゃねぇぇぇぇぇっ!!」
ネ「!?」
俺が言い終わった時には、すでにネプチューンの黒い瞳には光が射し込んでいた。すると、ネプチューンの体が銀色に光だし、光が射し込んだ黒い瞳で俺に微笑むと、消えてしまった―――――
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グ「・・あ、あれ?い、いつの間に・・・?」
いつの間にか俺は元の場所に戻って来ていた。もちろん、木の上に登ったままの状態で。目の前には『ブラックテンプラネット』・・・いや・・・『ホワイトテンプラネット』が木に引っかかっていた。俺はそっと引っかかっている木の枝を除けてやり、動けるスペースをつくる。すると、『ホワイトテンプラネット』は空高く舞い上がり、見えなくなった。
グ「これで海王星は、『闇』になんなくて済んだぜ。」
安心したその時、バキッ!
グ「え・・・?」
バキッ!バキバキッ!俺が上に乗っていた木の枝が折れ始めた。そして―――バキッ!!
グ「うぉあっ!」
ユ「えっ?グキャアアァァアッ!!」
俺は見事に地面に落下。だけど、そんなに痛くない。しかも、地面に落ちる直前に悲鳴(?)みたいな声が・・・?
ユ「うぅ・・・」
すると下から呻き声(?)が聞こえた。下を見ると、
ユ「グ、グレイ・・は、早く、降りてもらえると、ありが、たい・・・」
グ「えっ!?ユ、ユモォッ!?えぇっ!?」
俺はユモを下敷きにしていた。でも、何でユモがここに?まぁひとまず、俺はユモから降りる。
ユ「痛たたたた・・・グレイはよく私の上に落ちてくるね。」
そう言われりゃあ、確かに・・・幸福の花のサクラと戦った時も、竜の遺跡捜しの時も・・・って、恥ずかしい事を思い出させるなよっ!
グ「てか、何でお前がここにいるんだ?」
ユ「私、『ブラックテンプラネット』を止めたから、皆と合流しようと思って皆の事捜してたの。まぁ、さっきまで気を失ってたんだけどね。で、捜してる途中に、なぜかグレイが木から落ちてきて、下敷きになったってわけ。」
あ、なるほど。するとユモは済んだ青い垂れ目を見開くと、
ユ「グ、グレイッ!?ど、どうしたのいったいっ!?火傷だらけじゃんっ!」
グ「えっ?」
あ、そういや熱湯を体全身に浴びたんだっけ。すっかり忘れてたぜ。するとユモは冷気を溜めた右手を俺の右肩に軽く押し付ける。
グ「いっ!」
ユ「あ、ゴメ
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