第146話 Neptune
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クテンプラネット』って事だ。すると、背後からさっきより強大な魔力と、なぜか拍手が聞こえた。驚いて振り返ると、
グ「はぁっ!?」
?「なかなかの勘の持ち主ですね。」
そこにいたのは、俺と同い年くらいの女。内側にカールした銀色のセミロングに、銀色に光り輝くワンピースを着ている。手には銀色に光り輝く壷を抱えている。女の口元は笑っているが、目が笑っていない。女の黒い瞳に光が射し込んでいない。そしてなぜかその女の雰囲気が、どこかユモと似ていた。
グ「誰だてめぇは。」
俺は両手を構えて攻撃の体勢を取る。女は透き通るような声で、
ネ「私はネプチューンです。海王星の守護神です。」
・・・しゅ、守護神?海王星の?こんな女が?・・・マジかよ。半信半疑で驚いていると、
ネ「後、海王星の支配者でもあります。」
グ「え・・・?」
ど、どうゆう意味だよ・・・?聞き出す前に、ネプチューンは抱えていた銀色の壷を持ち直すと、壷からなぜか水が噴出した。なんじゃありゃっ!?ルーシィの星霊にも、こんな奴いたよな。すぐに大波を起こす人魚が・・・って、そんな事言ってる場合じゃねぇな。俺は両手に冷気を溜めると、
グ「アイスメイク、盾ッ!!」
氷の盾で防いだ。
ネ「なるほど。氷の魔道士でしたか。私の方が不利ですね。」
なんだ?すでに負けを認めてる発言したぞ?
ネ「ですが、私は海王星の守護神であり、海王星を支配する者。そう簡単に倒れはしませんっ!」
グ「守護神なのに、何で海王星を支配するんだよっ!?」
俺の声は聞こえていないみたいに、ネプチューンは俺の声を無視し、また壷を持ち直し、また水が勢いよく水が噴射した。
グ「今度は凍らせてやるか。」
俺はまた両手に冷気を溜めると、
グ「おらぁぁぁぁぁっ!!」
襲い掛かってきた水を凍らせた。が、凍ったのはほんの一瞬だけだった。氷がドロドロに溶け始めた。そこから湯気が立ち上る。
グ「まさか・・・!熱湯かっ!?ぐぼぉぉぉぉぉっ!!」
俺は襲い掛かってきた熱湯になすすべも無く体を飲み込まれた。
グ「ん・・・っあぁぁぁっ!!」
何とか自力で熱湯から逃れたものの、熱湯を体全身に浴びたんだ。火傷をしないはずがない。
グ「ってぇぇぇぇぇ〜〜〜!」
俺は地面に転がり、火傷の痛みを必死に我慢した。
ネ「あら。火傷をしてしまったようですね。」
誰のせいだと思ってんだよっ!氷で冷やそうとすると、
ネ「私が冷やしてあげますよ。」
すると壷からまた水が噴射した。俺はかわす事が出来ずに、ま
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