ロノフィンは何処に?
明星の英雄
ロノフィン組A
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、入魂祭は狩人祭の内の一つでな。
具体的に言うと狩人祭は、登録祭、入魂祭、集計祭、褒章祭の順に進んで行く大きな祭なんだ。
何でも祭りにすれば良いってもんじゃない、と参加しない猟団も多いんだが…。
で、個々のモンスターに魂数というのが決まっていてな。当然強い個体種に多くの魂が振り分けられてる。
入魂祭は条件を達成し、実際に入魂をする祭なんだ。
まあ、詳しいことはまたドンドルマに来た時に話そう。」
「ああ、はい。」
「別に、入魂祭に私とロギアだけが参加するわけじゃないだろう?
それに、君達だってちゃんと実力があるんだから気合いでなんとかできるだろう。」
「うぐっ…。」
痛い所を突かれたドレイク。
更にカルヴォが追い討ちをかける。
「それに、祭なんだから勝とうが負けようが関係ないだろう。
楽しんだ者勝ちだし。」
「チッ、分かったよ。好きにして来い。」
ドレイクが折れた。
「その代わり、条件を付ける。エイン村の土産、山ほど買ってこいよ!?」
「ああ、分かってるさ。」
ドレイクは猟団部屋から出て行った。
「さあてロギア。積もる話は山ほどあるが、それもこれも今からのコトでチャラにしようじゃないか。」
「おい、待てやめてくれよカルヴォ。冗談だろう?…そうだ、ワーノルド今から」
「ワーノルド…だったかな?君はこのドンドルマの街を色々見て周ると良いだろう!
ここには面白いところが山ほどあるよ!」
カルヴォから街見物を進められ戸惑うワーノルド。
ロギアは凄い視線でワーノルドを睨んでいた。
その視線をどう捕らえたのか
「それもいいなぁ…、じゃあロギアさん。俺ちょっと街見物にでも行ってきます!」
あっさり承諾してしまった
「おい、ちょっと待てってワーノルド!」
「はいはい、悲鳴なら奥の部屋で聞くよ。」
「おいっ、誰か助け…アッー!」
ロギアの叫び声をよそにワーノルドは古龍バスターズの猟団部屋を後にした。
「…すげぇ、すげぇすげぇすげぇ!」
ワーノルドは改めて街の景観に歓喜した。
「家具屋に調合屋、食材屋に雑貨屋。釣り場に何か怪しげなテント…。
どれも今までに行った村には無い物ばかりだ!」
メゼポルタ広場を練り歩くワーノルド。
ここには書いてないが、ロギアの叫びは五分おきにワーノルドの耳に届いていた。
だが、戻るに戻れず困りに困った末、今に至る。
「おや?あれは…。」
ワーノルドが発見したのは先ほど猟団部屋から出て行ったドレイク。
「お、ワーノルドか。」
「ああ、どうも。…何してたんですか?」
「いや、今は登録祭だから申請してたんだ。団長のギルドカ
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