ロノフィンは何処に?
明星の英雄
ロノフィン組A
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。
「おっ、ロギアじゃないか。どこに行ってたんだい?」
「わりぃわりぃ。あれ?武器変えたのか。」
「ああ。前の双剣では使いにくくってな。で、用件は何だい?」
「それなんだが、カルヴォ。古の都ロノフィンというのを聞いたことはあるか?」
「う〜ん…。噂は耳にしたことがあるが、所在までは分からないな。
すまないな、役に立てなくて。」
「いや、その話が聞けただけで万々歳さ。」
「何故だい?と聞きたいとこだがここで立ち話もなんだし、猟団部屋へおいでよ。
っと、そちらのハンターさんは…。」
「ああ、今一緒に行動してるワーノルドだ。」
「どうも。」
「そうか。ロギアと一緒に行動してるということはもう猟団仲間も同然だな。
ちょうどいい、君も来ると良いよ。」
「(今度は置いてかれずに済みそうだ…。)」
内心ほっとしたワーノルド。
猟団部屋に入ってすぐ、カルヴォは着替えに戻っていった。
待つこと数分
「待たせてしまってすまない。少しロビー装備に変えるのに手間取ってたんでね。」
「あ、いえおかまいなく…!?」
ワーノルドは自分の目を疑った。
「カルヴォさんって女性だったんですか!?」
「あー、言ってなかったか。ごめんね。」
「カルヴォは見た目がゴツい装備が好きだからな。てかその割りにロビー装備がアスールってどういうことだよお前…。」
「ん?それは、好意を寄せてる人の前ではアピールをするものだろう?」
「冗談キツいぜカルヴォ…。」
傍に擦り寄ってきたカルヴォにロギアが冷や汗を掻く。
「それより、なぜ古の都ロノフィンを探してるんだ?」
「ああ。それだが、俺が今少し足を伸ばしているエイン村という所が古龍災害の予兆を受けてるんだ。
北エルデ地方に伝わる古い伝説のようなのだが…。」
「ああ、北エルデの古い言い伝えなら聞いたことはある。一応これでも学者の端くれでね。」
カルヴォは少し自慢げに言った。
そんなことには気も留めずロギアは話を続ける
「で、その北エルデの災厄が起こるまで後十六日ってとこだ。」
「なるほど。確かにいつだったか聞こえてきたな、龍の宴が。」
カルヴォが少し俯き考え始めた。それから数分の後
「よし、決めた!私もその古龍災害とやらのキーパーソンとなろうじゃないか。」
「ちょっ、待てよカルヴォ!」
突然、話を黙って聞いていたドレイクが立ち上がった。
「お前までどっか行っちまったらどうすんだよ!
次の入魂祭どうすんだ!勝てる気がしねえぞ!」
「あの、入魂祭って何ですか?」
ワーノルドがロギアに尋ねる。
「ああ
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