魔法先生ネギま!
0425話
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……見ろ!」
隊長がそう言った瞬間。轟っという音を立ててグレートパル様号の横を巨大なビームのような物が通り過ぎていく。
そのビームはSEED世界でストライクダガーが使っていたビームライフルよりは余程威力が高そうな代物だ。
「アクセルさん! あれは巡洋艦クラスの艦載精霊砲です! 幸い今のは威嚇射撃でしたがこのままでは!」
『こちらはオスティア駐留艦隊所属巡洋艦フリムファクシ。ただちに武装を解除して投降せよ。警告に従わない場合、我が艦の誇る精霊砲が貴艦を貫く事になる。次は無いぞ。繰り返す、武装解除せよ。次は無い』
「はっはっはっは。分かったか? 命中しないうちに降参しろ」
巡洋艦からの降伏勧告に、勝ち誇ったようにそう告げてくる男を無視して茶々丸……というよりは早乙女へと視線を向ける。
「早乙女、動くなよ」
「分かってるわよ。次は無いなんて言ってるけど、この会場には各国のセレブが集まってるんだから無茶は出来ないってくらい。けど、どうするの!? このままじゃ結局捕まっちゃうよ」
「何、あのラカンでさえ大戦中は何百隻という戦艦を落としたんだろう? ならラカンに勝った俺がその程度出来ないと思うか? まぁ、俺の能力的に考えると間違い無く艦を破壊すれば何割かの乗員は死ぬ事になるんだが、それは自業自得だ……よ……な?」
そう最後まで言い切れなかった理由。それは何故か雲海から伸びている存在に気が付いたからだ。黒い触手のような物がこちらを狙っている巡洋艦へと巻き付いていた。
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