崩壊
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「うっ………うぅ……………ん?……ここは…た、確か、す、ストライクのアジトだって言ってたな……っ!!!!い、いってぇ……」
ストライクに気絶させられていたルシは、首を抑えながら立ち上がった。ルシは、もうこんなところに用はないと脱出した。そしてさらにルシは、惨劇を目の当たりにする。
「なっ……………なんだよ……これ……………」 それは、無残にも建物全てが薙ぎ倒され、崩壊の世界と化したアルフィネーだった。そこに、「…………これが、世界の残酷さだ…」 「!!!!……あ、あんたは……!!!!!!!!」ルシは怒りの形相を浮かべながら謎の青年、ストライクを睨んだ。「…先程はすまなかったな…」 「謝る暇があったら今の状況を説明しろよ!!!!」ルシの怒りと混乱が空気を重たくする。「……これは、デクターによる襲撃によるものだ…」 「で、デクター……?なんだよそれ…」ルシは聞いたことない言葉を聞きさらに混乱する。「……簡単に言うと、マステリアを憎むくそ野郎共だ…」 「ち、ちょっと待て!何故デクターはマステリアを憎むんだ!何か抗争でもあったのか!?」「…その通りだ、この世界はオルフェイムが作ったとされている、そして、デクターを作り出した……レグナントのによって、マステリアとデクターの戦争があったんだ…オルフェイムによってデクターは滅んだ筈なのだが…その生き残りがいたらしい…俺はそいつらを殲滅するためにここにいる…」 ストライクの怒りの眼差しを見て、ルシは少しずつ、ストライクを見直していった。
「つ、つまり、そのデクターを全滅すればいいんだな?」「あぁ、そうだ、……前にも言ったが、お前のコアの力が、奴らの殲滅に繋がるんだ…協力してはくれないか…?」「……まだ信じらんねぇ事だけど、この惨状を見たらいまさら退けねぇよ…!ストライク、お前に協力するぜ」 ルシの鋭い眼差しにストライクはこいつは嘘をついていないと感じた。「ルシ、お前戦闘経験はあるか?」「ん?あるわけねぇじゃん」「…………教えてやる」
〜一時間後〜
「はぁ、はぁ、ぜぇ、はぁ、………」 「…こんなものでいいだろう…」「はぁ、はぁ、……確かに、なんかこの剣に馴染んできた…」 「それでいい…さぁ、行くぞ…」 「行くって何処へ?」 「次の世界…ジドンへ…」
「よっしゃ!そのデクターとやら、俺がぶっ潰してやるっ!!!!」ルシの力強い掛け声によって、二人はジドンへ向けて歩き始めた。
「そのジドンっていうのはどうやって行くんだ?」 「専用の装置がある。それでジドンへ行くぞ」 「なぁ、そのジドンもデクターによって崩壊してるのか?」「…それはわからんがその内ジドンもデクターの手の内に墜ちるだろう」「どうにか出来ねぇのか?」「一足早くジドンへ向かいデクターを潰す…それしか方法がない」「だったらさっさと行くぞ!こんな
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