悪魔が下僕
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。
「まどか」
私は名を呼ぶ。
「なーに?」
「愛しているわ」
同じ時間を繰り返し、やっとの果てに同じ布団で過ごしている。この幸せを思うと、こんな言葉を口に出さずにはいられなかった。
「私もだよ? ほむらちゃん」
まどかが、私に唇を重ねる。
「……んっ、まどか」
私も、まどかの唇を頬張り返した。
いつかは敵になるかもね、なんて台詞を口にしたけど。
少なくとも、今のまどかに円環の理としての記憶はない。
今はまだ、こうしていられる。
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