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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第168話】
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、他の三人の事も正直気になってる。

 ……八方美人みたいで自分に嫌悪感抱いてるが、いつかはちゃんと答えを出さないといけない。


 話は戻して、旅館へ戻ろうとすると未来は砂浜に流れ着いた流木に足をとられ、転けそうになるのだがそこを上手く抱き止めると俺と未来の顔がすぐ近くに。

 流石に告白された直後もあり、俺も顔が赤くなると未来が俺に断りを入れてから自身の唇を押し付けるように重ねてきた。

 俺にとっては四回目のキス、だが未来には初めてなのか今思い返すと少し唇が震えていた気がした。

 
 永遠ともとれる甘美な時間は、セシリアの声で一瞬にして崩壊する。

 冷や汗をだらだらと流す感覚に襲われ、振り向くとそこに居たのはセシリア、シャル、ラウラと妹の美冬だった。

 流石に頬ぐらいは叩かれる気がしたのだが、そんなことはなくそれどころか俺がこの場に居るセシリアやシャルともキスをしたという事実が【何故か】皆が知っているという。

 美冬曰く、昨日の同じ時間帯に母さんに皆が言ったらしい?

 場に居なかったからどんな事を話したのか知らないが、考えると頭が痛くなった。

 その後は互いにライバルだが俺が誰を選んでも友情だけは変わらない――とか何とか、普通ならあり得ないのだがやはりIS操縦者で共に戦ったからか絆が厚い様だ。

 そんな話をしながら遠くから聞こえてくる衝撃砲の音に、まだ一夏が終われてるのかぐらいにしか思わず、抜け出したのがバレる前に俺達は旅館へ戻った。

 三日目、早朝に親父や母さんがアメリカに戻るとの事で朝から美冬達の部屋へと潜入するはめに。

 部屋に潜入するなり、既にラウラにバレていたのかラウラの布団を捲ると簡単に捕まって拘束されたのだが、シャルが起きて俺だとわかるとラウラも謝りながら開放してくれた。

 その後は美冬を起こし、騒ぎに気づいた未来も起きて未来のバッグに入っていたBB弾の入った袋を渡された。

 何でも私立高校に入った時に誘われた部活で貰ったとか何とか。

 都市伝説化している【謎のバトルフィールド】の話だが、絶対あり得ない内容だ。

 参加するだけで金が貰えるとか怪しさmax過ぎる。


 とりあえず受け取ったBB弾を駆使して音を利用し、一階へと向かう俺と美冬。

 この時、朝からBB弾巻き散らかせてすみませんと心で謝罪しつつ、必要悪だと思い切り、先生方をかわすのだが一階では織斑先生と母さんが話をしていた。

 流石にこれはかわせないと思い、堂々と出ていき美冬は親父と母さんとの暫しの別れに涙を流した。

 織斑先生が母さんに何かを頼んでいたようだが――多分、IS関連の道具とかだろう。

 その後、試験用ビーチにて撤収作業を行った。

 鈴
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